日商エレクトロニクス

Innovation Leading Company

NTTスマートコネクト株式会社様

ジュニパーM/MX/EXシリーズ導入事例

企業名:NTTスマートコネクト株式会社様

国内トップクラスともいわれる大規模・高信頼性データセンターをベースに、インターネットサービスを展開するNTTスマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)。同社では、バックボーンネットワークの再構築に、ジュニパーネットワークス(以下、ジュニパー)のルーターとスイッチを採用することで、ネットワークの最適化を実現した。その経緯について、同社 サービスオペレーション部 IPネットワーク担当 小山 晃広主査と川口 康隆氏にお話を伺った。

ユーザープロフィール

休暇中に呼び出されることがなくなったのは、
バックボーンをジュニパーネットワークス製品に
リプレースしてからです。

企業名:NTTスマートコネクト株式会社様
http://www.nttsmc.com/
設立:2000年3月
所在地:大阪府大阪市
事業内容:ハウジングサービス、ホスティングサービス、ストリーミングサービスを中心としたインターネットプラットフォーム事業

写真左から
NTTスマートコネクト株式会社 サービスオペレーション部
IPネットワーク担当 川口 康隆氏
IPネットワーク担当 主査 小山 晃広氏


NTTスマートコネクトの事業概要

吹き出しNTTスマートコネクトの事業概要を教えていただけますでしょうか。

当社は、IDC(インターネットデータセンター)を核に、「ハウジングサービス」、「ホスティングサービス」、「ストリーミングサービス」という三つのサービスを展開しています。

吹き出しNTTスマートコネクトならではの強みとは何でしょうか。

「大阪」において、大規模かつ信頼性の高いデータセンターを運営しているというのが、当社の強みです。

吹き出しそのデータセンターは、「第3回ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009」(注1)のIDC部門において総合グランプリを受賞されていますね。

当社データセンターの品質と信頼性の高さを、第三者から認めていただいたということで、とてもうれしく思っています。

小山氏

「IDC部門の『総合グランプリ』を受賞しました。」
エヌ・ティ・ティ・
スマートコネクト株式会社
小山 晃広氏

吹き出し貴社ならではの取り組みなどあれば教えてください。

「全国高校野球選手権大会(以下、夏の甲子園)」のライブ映像やVOD(ビデオオンデマンド)の配信など、「通信と放送の融合」にも積極的に取り組んでいます。映像配信のような上位レイヤーサービスまでの幅広い取り組みも、「第3回ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009」で評価されたポイントです。

吹き出しお二人の名刺には、「JPNAP」オフィシャルパートナーのロゴが表記されていますね。

当社は、関西エリアで初となるギガビットクラスの商用IX(注2)サービス「JPNAP大阪」の運用にも全面的に協力しており、もちろん当社データセンターのネットワークも「JPNAP大阪」に接続しています。

(注1)ASPIC(特定非営利活動法人ASP・SaaSインダストリ・コンソーシアム)主催
(注2)インターネットエクスチェンジ、インターネット上の相互接続ポイント

ジュニパー製品が核となり再構築されたバックボーンネットワーク

吹き出し今回、バックボーンネットワーク(以下、バックボーン)を再構築された理由をお聞かせください。

どんなに優れたデータセンターでも、バックボーンが高品質で、最適化されていなければ、コンテンツを快適に利用していただくことはできません。

しかも当社の場合は、「夏の甲子園」や、テレビドラマのオフィシャルホームページにおける映像など、トラフィックが集中するようなコンテンツの配信を希望するお客様が数多くいらっしゃるので、安定して配信できるバックボーンネットワークが必須条件となります。

そこで、さらに高速で高品質なバックボーンを運営していくために、ジュニパーのネットワーク機器を導入し、バックボーンを再構築することにしました。

M320

M320

吹き出しジュニパー製品はどのように利用されているのでしょうか。

コアルーターとして「M320」と「MX480」を導入し、データセンターに複数存在するエッジを効率的に集約しています。


バックボーンネットワークのイメージ

また、エッジスイッチを増強するために「EX4200イーサネットスイッチ(以下、EX4200)」を導入しました。

スイッチをEX4200にリプレースしたことで、複数のGbEの利用者を低コストで収容することが可能となり、ダイナミックルーティングを利用した冗長化サービスを提供できるようになりました。

このように当社のバックボーンは、ジュニパー製品を核として構築されています。

ジュニパー製品を選んだ三つのポイント

MX480

MX480

吹き出しなぜ、ジュニパー製品を選ばれたのでしょうか。

ポイントは三つ。「安定した動作」と「安定したワイヤーレート」、そして「運用のしやすさ」です。

吹き出し「安定した動作」について教えてください。

ルーターやスイッチの動作が不安定だと、高品質で安定したネットワークは運用できません。その点、ジュニパー製品は、稼働後も動作が不安定になるとか、不意に再起動してしまうということがなく、現在のネットワークシステムはとても安定しています。


この業界ではよくある話ですが、正月などの休みの時期に限って、トラブルが発生したりします。そのため、以前は、休暇中にメンテナンス作業のために呼び出されることも少なくありませんでした。

しかし、2008年末にMX480を導入した後、2009年のお正月やゴールデンウィークには一度も呼び出されることはなく、安心して休暇を満喫できました。

EX4200

EX4200

吹き出し「安定したワイヤーレート」について教えてください。

ワイヤーレートとは、各通信ケーブルで100%のラインレートパフォーマンスを発揮することなのですが、他社製品では、パケットサイズの大小により、実際に使用するとスペックどおりのワイヤーレートが出ないことがあります。

一方、ジュニパー製品は、実運用時でも表示どおりのワイヤーレートが出ます。


今回EX4200を選定した際にも、複数の10GbEと1GbEが必要なため、ポート単価を計算しながら機種を選びましたが、計算どおりのパフォーマンスを発揮しているので、運用の負荷もコストも最小限に抑えることができました。

川口氏

「ジュニパー製品を導入した後は休暇中に呼び出されることがなくなりました。」
エヌ・ティ・ティ・スマート
コネクト株式会社
川口 康隆氏

吹き出し「運用のしやすさ」について教えてください。

ジュニパー製品には、「JUNOS」という共通のOSが採用されています。

このJUNOSの操作性がとても優れており、しかもルーターもスイッチも統一された環境で設定できるので、ネットワークの運用がしやすくなっています。

吹き出しJUNOSのどういう点が優れているのでしょうか。

例えば、ルーターやスイッチの設定を変更する場合などは、コマンドの入力後に変更内容を一度確認できるので、事前に設定ミスを防げます。

他社のネットワーク製品では、その確認ができませんので、仮に誤ったコマンドを入力してしまうと、その設定が反映されてしまいます。その結果、機器が正常に動作しなくなり、最悪の場合は、サービスに支障をきたすといった事態にもなりかねません。

JUNOSの良さとは、簡単に説明すると、すごく気が利いて、ネットワーク管理者に優しいとことです。

実績のあるメーカーからジュニパーへと更改する理由

吹き出しバックボーンを再構築された際、苦労されたことなどはありましたでしょうか。

苦労したというほどのことではありませんが、当社ではこれまでジュニパー製品を導入した実績がなかったので、「なぜ、実績のあるメーカーの機器ではなく、ジュニパーの製品に更改すべきなのか」という理由について、経営層はじめ社内へと明確に説明しなければなりませんでした。

吹き出しどのように説明されたのでしょうか。

万が一、バックボーンにトラブルが発生した場合、その影響は、当社のネットワークやデータセンターをご利用いただいているお客様だけでなく、そのお客様のサービスやコンテンツをご覧いただいている利用者様にもおよびます。

その点、ジュニパー製品なら、ネットワークのトラブルを最小限に抑え、常に最高のパフォーマンスを発揮することができます。

そのため、私たち運用担当者が安心できるのはもちろんですが、導入コストに見合う以上のパフォーマンスが期待できるということを説明しました。

吹き出しバックボーンの拡張予定などあれば教えてください。

現在、バックボーンはとても安定しており、予定どおりの性能が確保できているので、しばらくは大きな変更をしなくて済むはずです。

今後は、トラフィックの増大やお客様からの要望を受けながら、柔軟に対応できるネットワークへと成長させていく予定です。

サービス面では、将来のIPv4枯渇、IPv6の普及に備えて、「IPv4/IPv6デュアルスタック」や「IPv6ネイティブサービス」の提供準備を進めています。ジュニパー製品は、IPv6に対応しているので、この点に関しては特に問題はないと考えています。

また具体的な予定などは決まっていませんが、消費電力を削減できるというバーチャルシャーシ(注3)などは、前向きに導入を検討したいと思っています。

(注3)仮想的な大型スイッチのように運用できるしくみ

日商エレクトロニクスへの期待と要望

吹き出し日商エレクトロニクスのサポート体制はいかがでしょうか。

ジュニパー製品は安定稼働しているので、サポートを利用する機会は少ないのですが、日商エレクトロニクスでは、ジュニパー製品専門の技術サポート部隊を設けたり、ジュニパー認定教育センター「JNAEC」を開設していたり、サポート体制が充実しているので、安心して、本業であるネットワークの運用に集中できます。

吹き出し日商エレクトロニクスへの要望や今後の期待など、あればお聞かせください。

日商エレクトロニクスは、ジュニパーとのパイプも太く、脆弱性やバグがあったときの回答もスムーズで、当社の要望などにも
迅速かつ責任を持って対応していただけます。無責任な態度を取るメーカーも少なくないので、本当に助かっています。

関西圏にもジュニパー専門のエンジニアの方が常駐していただけると、さらに安心なのですが、何かあれば東京から駆けつけてもらえるので、大きな問題とは考えていません。

日商エレクトロニクスへの期待と要望

写真左から
日商エレクトロニクス株式会社 サービスプロバイダ事業本部 第三営業統括部 担当営業 石田 潤一
同社 サービスプロバイダ事業本部 マーケティング統括部 プロダクトマネージャー 坂田 義和
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社 サービスオペレーション部 IPネットワーク担当 主査 小山 晃広氏
同社 サービスオペレーション部 IPネットワーク担当 川口 康隆氏

*取材日 2009年4月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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