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マルチクラウド時代に最適な選択を! Nutanix エンタープライズクラウド

2018年3月 8日

マルチクラウド時代に最適な選択を! Nutanix エンタープライズクラウド

こんにちは。Nutanixの阿部と申します。
HCIブログをお読みの皆さんの多くは NutanixやHCIといった言葉は既に馴染みがあるかもしれません。今日の市場の盛り上がりを見ると、会社の紹介やそもそもHCIとは何かを説明するところから始めなければならなかった 2~3年前とは隔世の感があります。
Nutanixという新興企業が既存データセンターの課題をどのように解決して新市場を開拓してきたのか、そしてHCI市場の成長と共にこれからどのような方向に進んでいくのか、簡潔にわかりやすく説明したいと思います。

阿部 祐亮
ニュータニックス・ジャパン合同会社 パートナービジネス事業本部
Senior Systems Engineer
国産SIでのプリセールス、MicrosoftでのWindows OSを中心としたインフラ製品担当を含む多様な業務を経て2015年に17人目の社員としてNutanix Japan入社。現在はOEM/チャネル/テクニカル アライアンス パートナーを支援する広範囲な役割を担う。趣味は家族と一緒に楽しむ国内外のワイナリー巡り。国際資格WSET Level 3 Award in Winesも保有。

NutanixとHCI市場動向

HCI市場の主要プレーヤーの多くが既存大手ベンダーであるのに対して、Nutanixはまだまだ成長途上の若い会社です。しかしながら、HCIという言葉を世に拡げ、市場を切り開いてきたリーダーとも言われています。2016年9月の米NASDAQ上場以降は四半期毎に決算を報告しておりますが、2018年1月時点の実績でグローバルのユーザー数は8,800社以上に達しました。これまでNutanixは自社ブランド、およびOEMモデルによるアプライアンス ビジネスが中心でしたので、この数字が単に使用ライセンスを保有しているだけではない「実ユーザーの数」というのが大きな特徴です。

それでは、社外のリサーチ企業からの評価はどうでしょうか。今年2月初め、Gartner社による待望の2018年度版Magic Quadrantが発表されました。これまでNutanixはIntegrated System(統合システム)の分野で過去2年連続リーダーに位置付けられていました。但し、Integrated Systemは名前が示す通りHCI以外にもIntegrated InfrastructureやReference Architecture等のシステムを含む包括的な評価でした。今回、インフラ市場で急速に成長しているHCIのみに特化した「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure (ハイパーコンバージドインフラストラクチャー分野のマジック・クアドラント)」が初めて登場したのです。ぜひこちらをご覧ください。

Gartner, Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure
出典元:「Gartner, Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure」, John McArthur et al , 6 February 2018

Nutanixはビジョンの完全性でも実行能力でも一番右上に位置するリーダーと評価されています。高い顧客満足度や管理インターフェースPrismの使いやすさ、次世代ハイパーバイザーAHVの浸透、そして後述するクラウドやハイパーバイザーの選択における柔軟性を高く評価いただけたようです。*

国内に目を転じると、初めは慎重だったお客様も今日ではHCIをハードウェア更改時の選択肢として当たり前のように検討されるようになりました。結果、旧来のインフラからHCIへの移行が急速に進んでおり、現時点で Nutanixの国内ユーザー数は 500社以上に達しています。

日本にて500社におよぶお客様

ご覧の通り、業種や規模に関わらず、様々なお客様にNutanixを採用いただいています。それを如実に示す調査結果がIDC社による国内ハイバーコンバージドシステム市場シェアです。

国内ハイパーコンバージドシステム市場シェア

左右のチャートの違いですが、わかりやすく言えば左はHCIアプライアンス、右がHCIソフトウェアです。Nutanixは自社ブランドのNX以外にDell EMC社、Lenovo社、IBM社の各OEMモデルにもソフトウェアを提供していますので、ここではそれらを集約した右側の57.7%という数字にご注目ください。国内でもNutanixが最も採用されているソリューションであることを示すわかりやすいデータかと思います。

Nutanixが重視する選択の柔軟性

Nutanixが他社ソリューションとの最大の差別化要因としているのが「選択の自由」です。前述のMagic Quadrantについてご紹介した際にも言及しましたが、マルチハイパーバイザー、マルチクラウドの対応に加えて、多様なプラットフォームのサポート、柔軟な利用形態、そして他社製品・サービスとの連携など、あらゆる面でお客様に自由に選択していただけるようにオープンな姿勢を貫いています。自社製ハードウェア、自社製ハイパーバイザーに紐づいたHCI製品が多数派であることを考えると、Nutanixの戦略は非常にユニークと言えるかもしれません。

Nutanix が重視する選択の柔軟性 (SW Choice)
Nutanixが重視する選択の柔軟性 (SW Choice)

このオープン戦略を更に前に進めるため、Nutanixはソフトウェア単体でのライセンス販売も始めています。現在はHPE ProLiant、Cisco UCS、Dell PowerEdgeサーバーの各特定モデルが対象ですが、今後さらに選択肢は拡がっていくでしょう。

マルチクラウド時代を見据えたビジョン

これまでNutanixは主にデータセンター向けソリューションとして捉えられることが多かったかと思います。実際Nutanixの起源はパブリッククラウドで培われた分散アーキテクチャですので、エンタープライズのお客様が簡単に利用できるようにしたHCIをそのように考えるのは自然かもしれません。
しかし、元々パブリッククラウドから生まれたNutanixがオンプレミスに閉じた技術と考えるのは逆に不自然なことです。今日でもAWS、Azureとネイティブで連携するNutanixのデータ保護機能が利用されています。IoTデバイスが扱うデータ量の爆発的な増加により、今後最も拡大すると見られているエッジクラウドに対応した小規模構成も既に利用できるようになっています。もちろん、従来のデータセンター環境もエッジクラウド環境も、共通のNutanixエンタープライズクラウドOS で同一のエクスペリエンスを提供し、Prismによるワンクリックで一元的な管理が可能です。NutanixCalmによるアプリケーション セントリックなマルチクラウド管理は、Google CloudやNutanixが自社で提供するパブリッククラウドNutanix Xi Services含めてカバー範囲を広げていきます。
そしてNutanixはインテリジェントなクラウド最適化ソリューション「Botmetric」を提供するMinjar社の買収に合意しました。マルチクラウド環境におけるIT消費や稼働するワークロードの可視化により、ROI最適化、財務・コンプライアンス管理が容易となります。この画期的なサービスがNutanixエンタープライズクラウドOSにシームレスに統合されていくのが今からとても楽しみです。

Nutanix with Botmetric

Nutanixが目指しているのは、オンプレミスかクラウドかではなく、「あらゆるクラウドにOne OSでOne Clickのエクスペリエンスを!」提供することです。そのビジョンの実現に向けて、今後ますます進化を加速させるNutanixエンタープライズクラウドにぜひご注目ください。

*ガートナーの図表は、ガートナー・リサーチの発行物の一部であり、発行物全体のコンテクストにおいてご覧いただく必要があります。ガートナーの発行物は、リクエストによりNutanixからご提供することが可能です。
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