NETSCOUTとは

NETSCOUT (旧Arbor Networks)社は、米国マサチューセッツ州に本社をおくセキュリティ会社です。同社は、ミシガン州のアナーバーにセキュリティ研究、技術開発の拠点を持っています。技術開発拠点では、世界トップクラスのDDoS攻撃対策に関する知識をもったセキュリティアナリストが、多数在籍し、研究開発を続けています。

NETSCOUT とは

Tier1サービスプロバイダの90%以上が採用

NETSCOUT社のDDoS攻撃対策関連製品は、 ワールドワイドで、90%以上のTier1キャリアのお客様にご採用いただいています。日本国内も同様に、 NETSCOUT社製品は、多くのキャリアネットワークに導入されています。DDoS攻撃対策において、 NETSCOUT社のソリューションは、業界スタンダードの製品です。

NETSCOUT社の強みは、自社で保有している脅威インテリジェンスです。脅威インテリジェンスとは、他社で起こっている脅威の情報を世界中で共有するしくみです。共有された情報を、自社のセキュリティ運用に活用することで、自社のセキュリティ強度を高めることができます。

多くの導入実績、107カ国に導入実績をもつ、NETSCOUT社が、持っている脅威インテリジェンス「ATLAS」は、セキュリティ業界で、多くの注目を集めています。

インフォネティクスリサーチ社やフロスト&サリバン社をはじめとした多数の調査会社が、DDoS攻撃対策ソリューションにおけるNETSCOUT社を高く評価しています。

フロスト&サリバン社が発行している『DDoS Mitigation Global Market Analysis 2015』によると、NETSCOUT社のアプライアンス部門のシェアは60%と発表しています。
NETSCOUT とは

2000年よりDoS/DDoS攻撃対策を提供

NETSCOUT (旧Arbor Networks)社は、ミシガン大学セキュリティ研究チームのメンバーによって、設立されました。2000年当時は、Netflowの技術に注目が集まっていました。 NETSCOUT (旧Arbor Networks)社は、フローコレクターを開発。その後、市場のニーズに応える形で、ピアリング分析などの機能を拡充してきました。製品のリリースだけではなく、独自の知見、データに基づいたセキュリティ研究も継続しており、2004年に開始したセキュリティレポート『ワールドワイド・インフラストラクチャー・セキュリティレポート』は、今では、セキュリティ業界内で有名なレポートの一つとなりました。2006年ごろにリリースしたミティゲーション装置は、その後キャパシティー拡張を続け、現在では数百GbpsのDDoS攻撃を処理可能な製品がリリースされています。また、同時期に発表された、脅威インテリジェンス「ATLAS」は、現在では140Tbpsを監視対象とする巨大な脅威インテリジェンスへと成長しています。調査会社のレポートでは、2012年より、DDoS関連市場で60%近くのシェアをもつリーダーと位置付けられています。
NETSCOUTはDoS/DDoS攻撃対策を提供