運用管理

近年、企業が抱えるデータは増加し続け、システムも複雑化しています。そのためIT担当者は、ITインフラの運用管理が大きな負担となっていますが、その負荷を軽減し、効率化するのがHPE SimpliVityです。シンプルなインフラを提供することで、システム導入や構築、バックアップなど、数々の運用業務を効率化します。

最小構成は2ノードから
導入・運用しやすい規模でスタートできる

HPE SimpliVity は、小規模環境や拠点利用・バックアップ用途などでも導入しやすいよう、2 ノード構成から始めることが可能です。2 ノード構成では、クロスケーブルを用いることで10G スイッチは必要ありません。

※初期導入時の最小販売単位も 2 台になります。技術的には 1 ノードでも構成可能ですが、冗長構成など一部の機能が失われます

「VMware vCenter」で
HPE SimpliVityのすべてを一元管理

HPE SimpliVityの運用は、すべて「VMware vCenter」に統合されています。SDS ストレージ管理、仮想マシンの管理、性能監視、バックアップ、BCP/DR コントロールなどを一元的に管理することができます。

すべての管理操作単位は「仮想マシン」をベースにしたVMセントリックです。ユーザー目線に立って、運用管理しやすいような操作を実現しています。また、VMware 社のサポートを考慮し、vCenter Pluginが実装されています。

VMware vCenterですべてを一元管理

シンプルながら本格的な
バックアップ・データ保護 を標準搭載

シンプルながら本格的なバックアップ・データ保護を標準搭載

HPE SimpliVityには、シンプルなバックアップ・データ保護ツールが標準搭載されています。また、VMware vCenter UI 統合や CLI スクリプティングにも対応し、シンプルな操作を実現しています。

ストレージや LUN を意識せず、物事はすべて 「仮想マシン単位」 で管理され、仮想マシンをクリックで操作することができます。ファイル単位のリストアにも対応しています。

<主な機能>

  • インライン重複排除 + データ圧縮
  • 本格的なスケジューリングポリシー、RTO/RPO
  • リモートバックアップ、アプリ静止点確保

動画デモ:HPE SimpliVityのバックアップとリストア

HPE SimpliVityでバックアップ、リストアはどのように行われるのか、動画でご紹介します。遠隔地へのバックアップ、ローカルバックアップ、ローカルリストアの3つのデモで、そのシンプルな操作をご覧ください。

● ローカルバックアップ (1:31)

約500GBのディスク容量を持つ仮想サーバーをローカルバックアップします。操作はすべて、VMware vCenterを用いて行っています。クリックのみの操作で本番環境に影響を与えず簡単にバックアップが完了する点にぜひ、注目してください。

ローカルバックアップ動画

● 遠隔地バックアップ (1:57)

アテネ(ギリシャ)とセントルイス(アメリカ)という、大西洋を挟んだ2拠点を管理するバックアップの操作についてご紹介します。アテネで動作している約500GBのディスク容量を持つ仮想サーバーを、簡単な操作でまるごとセントルイスにリモートバックアップできることがわかります。

遠隔地バックアップ動画

● ローカルリストア (2:02)

消去した仮想サーバーを、取得済みのバックアップデータから、簡単な操作でリストアする様子を紹介しています。

ローカルリスト動画

BCP/DR オーケストレーション・自動化ツール

BCO/DR対策として、災害時などの管理者操作を自動化するのが、BCP/DR オーケストレーション・自動化ツール「HPE SimpliVity - Rapid DR」です。このツールでは、起動順序やグルーピングの計画、シミレーション、テスト実行など、BCP/DRのワークフロー生成を行います。操作はVMware vCenter にてシンプルな操作で行えます。

ストレージや LUN を意識せず、物事はすべて 「仮想マシン単位」 で管理され、仮想マシンをクリックで操作することができます。ファイル単位のリストアにも対応しています。

災害時などの操作を自動化することで、適切な順序での仮想マシン起動、IPアドレスの書き換え、復旧後のフェイルバックなどが実現できます。

BCP/DR オーケストレーション・自動化ツール