コスト削減と増大するトラフィックの一元管理を実現
Cisco SD-WAN(Software Defined WAN)
Cisco SD-WANは、ゼロタッチプロビジョニングにより、セキュアでフルメッシュのオーバーレイネットワークを確立します。暗号化キーの手動設定(IKEの設定)も必要ありません。管理者はクラウドから簡単にVPNポリシーの一括管理/制御を行うのみです。グローバルで拠点を多く持つエンタープライズのお客様の運用工数削減に貢献します。
Cisco SD-WAN

Cisco SD-WANの重要な構成要素は、クラウド上のコントローラと拠点のCisco SD-WAN端末。クラウド上にあるコントローラが、各拠点の端末をソフトウェア的に管理することでSD-WANが実現しています。
Software Defined WAN(SD-WAN)とは

離れた拠点間を結ぶネットワークをソフトウェアで
簡単に構築、運用が可能なソリューション

SD-WANは、Software Defind WANの略語で「ソフトウエアで定義された」WANを意味しています。
2015年春の、Open Networking UserGroup(ONUG) の会合をきっかけに注目されるようになりました。SD-WANは、WANをソフトウェアで仮想化することでコントロール可能にする技術を指しますが、具体的には下記のようなメリットが得られます。
冗長化されたWAN回線のトラフィックをきめ細かく制御することで、ブロードバンド回線のような安価な回線でも、WANを介したアプリケーションをより快適に、そしてセキュアに利用できるようになります。また、全拠点のWANをSDNコントローラから集中制御できるため、地理的に離れた拠点間のネットワークの管理を簡素化することが可能で、ネットワークの構築や運用管理にかかるコストの軽減が期待されています。