Citrix Virtual Apps および Citrix Virtual Desktops
(旧称:Citrix XenApp および Citrix XenDesktop)
Citrixが提供するセキュアな
仮想アプリケーションと仮想デスクトップ配信

CitrixのCitrix Virtual Apps および Desktopsは、Windows、Webベース、モバイル、SaaS、フルデスクトップを、あらゆる場所、あらゆるデバイスからセキュアに利用できるように配信します。そうする事で、どこでも仕事ができる自由、どこからでもコラボレーションが可能な柔軟性を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援します。

アプリケーション仮想化とデスクトップ仮想化のしくみ

Citrixでは、アプリケーションやサーバーデスクトップを配信するSBC方式をCitrix Virtual Appsで、フルデスクトップを配信するVDI方式をCitrix Virtual Desktopsで提供します。

最近のCitrix Virtual Apps および Citrix Virtual Desktopsの活用シーン

デジタルトランスフォーメーション

  • F1業界のリーダー Red bull Racingチームは、Citrixの仮想化およびネットワーキング技術により、世界規模のコラボレーション、最先端のレーシングカーの投入、レース当日の戦略を実行しています。
  • リアルタイムのテレメトリ収集と情報分析
  • 3DCAD等のエンジニアリングデータの遠隔地からの表示、操作を実現
  • 複数の都市にいるエンジニアが的確な判断を下すためにリアルタイムでコラボレート
  • 高品質かつセキュアな状態でサードパーティのサプライヤーとRed Bull Racingのアプリケーションを直接接続。レーシングカー部品に関する問題を管理するために品質管理システムにアクセス
  • 車両性能の大幅向上を目指すエンジニアをより一層サポート

インターネット分離

標的型攻撃の有効な対応策の1つに業務端末をインターネット環境から分離させることが挙げられますが、インターネット専用端末の設置、ネットワークの分離(二重化)といった対応が同時に求められます。Citrix Virtual Appsでブラウザを仮想化することで、インターネット環境から分離された業務端末にブラウザの画面イメージだけを転送することが可能なため、安全なインターネット環境を構築できます。

ハイエンド3Dグラフィックの対応

経済のグローバル化が進む中で、企業は、オフショア、モバイル、およびリモートにいる従業員と連携しながら、設計のライフサイクルを管理することによって、製品の市場投⼊までの期間を短縮したいと考えています。⼀⽅で、知的財産のセキュリティと管理も行う必要があります。Citrixのテクノロジーは、WANでも利用可能な高圧縮機能とコストや用途に見合った構成を組むことができ、これを実現するのに重要な役割を果たしています。
  • H.264を使った転送画像の深圧縮機能
  • 利用できるさまざまなGPU(物理、GPUパススルー、vGPU、vSGA)
  • サーバー共有デスクトップでも利用可能

Linux仮想デスクトップへの対応

Linux仮想デスクトップは仮想化技術における飛躍的進歩です。ユーザーは、Linux以外のデバイスからミッションクリティカルかつ特殊なLinux VDIに安全にアクセスできるようになりました。IT管理者は、単一のコンソールでWindowsとLinuxの両方のアプリケーションやデスクトップを管理できるため、Linuxの仮想アプリケーションおよびデスクトップを配信するためだけにハードウェアを新たに購入する必要がなくなり、複雑さが軽減されてROIが向上します。

iPadがCitrixX1マウスでWindowsPCに

CitrixではiOS用のCitrix Receiverと互換性のある物理マウス「Citrix X1 Mouse」を提供しています。iPad/iPhoneで利用している仮想デスクトップ、仮想アプリケーションで、物理マウスを使い複雑なWindowsアプリケーションをPCと同様の感覚で操作できます。
更に物理キーボードを追加して、マウスとキーボード、画面を直接タッチする操作も合わせて使うことでiPad上におけるWindowsアプリケーション利用のユーザーエクスペリエンスと生産性は大幅に向上します。

仮想環境で唯一Skype for Businessを動作保証

仮想環境上でSkype for Businessが動作し、サポートされるのはCitrix環境だけです。
  • Citrix+マイクロソフト両社で開発されたアドオン機能「HDX RealTime Optimization Pack (RTOP)」にて実現
  • PC利用時と同様の音声通話、ビデオ品質、パフォーマンスを実現

クラウドサービスとしてのCitrix Virtual Apps および Citrix Virtual Desktops

Citrix Virtual Apps および Citrix Virtual Desktopsはクラウドサービスに対応。ハイブリッドクラウド、プライベートクラウド、パブリッククラウド、またあらゆるハイパーバイザーなど、どのようなクラウドあるいはインフラ環境であっても、最も迅速に、最も簡単に利用することが可能です。

Citrix Cloudはこちら >

企業の運用ポリシーにあわせた2つのサイクルモデル

多くの企業においてパソコンはリース契約が満了するまで同一バージョンで運用することが多く、デスクトップ仮想化環境に移行された企業おいても同様に長期運用を求められる傾向があります。しかし、Citrixは短いスパンで革新的な機能を含む新バージョンをリリースしているため、多くのお客様より長期運用に適したライフサイクルへの変更要望が上がっておりました。Citrixはお客様の声に耳を傾け、2016年1月より2つのサイクルモデルでCitrix Virtual AppsおよびCitrix Virtual Desktopsを提供しています。
Long Term Service Release(LTSR) Current Release(CR)
CSS Selectが必須か? 必須 オプション
製品ライフサイクルのタイムライン 5年間のメインストリーム
サポート + 5年間の延長サポート
標準の製品ライフサイクルポリシーと日程
リリースへのアクセス Citrix.com/Downloads Citrix.com/Downloads
Cumulative Update(CU:累積アップデート) 提供する 提供しない
バグ修正を含むか? 含む(CUによる) 含む
リリーススケジュール 12-24ヶ月 3-9ヶ月
CUのリリーススケジュール 4-6ヶ月 N/A
機能エンハンスのリクエスト 時期LTSRまでエンハンス市内 短いリリースサイクルにより、エンハンスを反映しやすい