Cisco SD-WANの特長
Cisco SD-WANの特長
Cisco SD-WAN (シスコ エスディーワン)は、企業がWAN 環境に求める、ビジネスの変化に柔軟に対応できるWAN 環境の実現や拠点側ネットワーク運用コストの削減といったニーズに対応しています。また、クラウド化に順応した付加価値の高いWAN 環境の構築を可能とする、注目のSD-WAN製品です。
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オーバーレイ型
ソリューション専用回線(MPLS、Broadband、4G、LTE)分離。
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全通信(コントロールプレーン/
データプレーン)が暗号化フルメッシュのセキュアネットワーク(IKEを使用せずRe-Keyを30秒程度で実現)。
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アプリケーションベースの
ネットワークデザインが可能DPI機能で、アプリケーションごとのQoS/上位回線を選択。
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ゼロタッチ
プロビジョニング設置・交換オペレーションに高いナレッジ不要。
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VPNを
一元管理・制御ビジネスに適合したVPNの実現。
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Webベースのダッシュボードで
直観的なオペレーションデバイス/ネットワークを可視化。
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シンプルな
オペレーションソフトウエアのアップグレードもクラウド上のコントローラから実施。
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差別化可能なCisco SD-WANの特長
Cisco SD-WANのコンポーネント
アイコン | コンポーネント | 形態 | 説明 |
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vEdge
vEdge Cloud |
ハードウエア
ソフトウェア |
spanRouting/DPI/VPN機器。データプレーンのルーティングを行う。 | |
vBond | クラウド | オーケストレーションシステム。vEdgeの初期認証を行う。 | |
vManage | クラウド | システム管理ステーション。GUIとAPIを提供する。 | |
vSmart | クラウド | SDNコントローラー。コントロールプレーンの通信を管理する。 |
Cisco SD-WAN 動画
SD-WAN概要 (02:34)
WANの課題解決は、部分的な対処ではありません。End-to-Endをフレキシブルに通信最適化し、統合的に管理する事が重要となってきます。Cisco SD-WANは、万全のセキュリティと、リアルタイムでのアプリケーションパフォーマンス制御によって、ユーザーエクスペリエンスを最大化します。また様々な種別の回線も収容でき、拠点やクラウドとの俊敏な接続を提供します。
(※CiscoJapanの動画です。)
Single Virtual Fabric Over Diverse Transports (04:34)
(※旧Viptelaのデモ動画です。)
組織内でネットワークプロビジョニングを実施する際には、目的に沿った適切な技術を選択する必要があります。MPLS回線やベストエフォートのインターネット回線など複数の接続方法があり、さらにサービス品質や可用性、管理コストや運用工数等を、慎重に考慮して選択していく必要があります。Cisco SD-WANは完全な経路制御機能を提供し、これらの様々なトポロジーの上にも制約のない仮想ファブリックを構築することが可能になります。それにより、下層のトポロジーを意識することなく、各拠点間をシームレスに接続・拡張可能となります。
Bandwidth Augmentation (06:28)
ここでは実際に、Cisco SD-WANを利用したMPLS網とインターネット回線の有効な活用方法をご紹介します。Webサービスやクラウドの利用増加により、ネットワーク帯域が逼迫した場合、アプリケーションのパフォーマンスが低下します。Cisco SD-WANを利用することで、MPLS-インターネット回線間をシームレスに使い分けることが可能になり、組織内のネットワーク帯域を効果的に利用することが可能になります。
(※旧Viptelaのデモ動画です。)