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ソリューション

監視カメラの設置・活用事例のご提案

IP監視カメラの設置に必須となるネットワークについて、有線・無線・レガシー活用など、環境に応じた最適なネットワークをご提案いたします。 

より高精細な画像や、管理機能・顔認証などの付加機能の発達により増加しているIPカメラにはネットワークの問題がついてまわります。 日商エレクトロニクスではより効率的なネットワーク構築のお手伝いが可能です。

【始めに】IPカメラとネットワークについて

近年、より高精細な画像や、管理機能・顔認証などの付加機能を必要とするユーザーの増加に伴い、監視カメラシステムにアナログカメラではなくIPカメラを選択することが増えています。
IPカメラを設置する際には、これまで同軸ケーブルで構築されていた配線部分をLAN化し、PoEスイッチ(Power over Ethernet)を利用することが一般的ですが、約500mまで同軸ケーブルで通信と給電を行っていたアナログカメラシステムと、LANの規格上100mという限界があるIPカメラシステムには多くの差分が存在します。
また、防犯・セキュリティに対する意識の高まりとともに監視カメラの需要は増加していますが、設置が計画される多くの場所はこれまでカバーされていなかった屋外や遠隔地等の、配線だけでなく電源の準備も新たに必要な環境の場合や、有線の敷設に適さず無線が必要となる環境などであり、IPカメラに付随するネットワークと電源確保にまつわる課題も多く発生しています。
日商エレクトロニクスでは、これまでのアクセスネットワークビジネスの経験と知識を活かし、アナログカメラシステムとIPカメラシステムの間の差分を埋める解決策、さらに様々な環境のニーズに対応したIPカメラ向けネットワークを提供いたします。

カメラネットワーク 構築方法

【パターン1】 PoEスイッチで電源とネットワークを一本化 長距離は光回線で

カメラネットワーク PoEスイッチ 光スイッチ

IPカメラネットワーク構築においてもっとも一般的な方法はPoEスイッチを利用する方法です。PoE対応のカメラであれば、LANケーブル経由で最大100mまで通信と電源を供給可能です。
PoEスイッチを選定する際にはカメラの消費電力によって対応する規格かを確認する必要があります。最大15.4Wまで給電可能なPoE(IEEE802.3af)と最大30W給電可能なPoE+(IEEE802.3at)があり、カメラによってはPoE+必須になる場合もありますので注意が必要です。
PoEを利用することで電源と通信線を1本にまとめられますので、配線を簡略化することが可能になります。
光の配線の場合、通信距離を数十kmまで伸ばすことが可能です。一般的には光対応スイッチ、もしくはメディアコンバーターを使用してネットワークを構築します。カメラ側に別途電源の準備が必要となります。

【パターン2】 アナログカメラから配線工事不要でIPカメラへの移行を実現

同軸PoE延長 同軸IP変換

アナログカメラからIPカメラへリプレイスする際に、パターン1の方法を用いる場合、古い同軸ケーブルを撤去し、新たにLAN/光配線を行う必要があります。

しかしながら、最大100mという制限のあるPoEを、最大約500mまで同軸ケーブルで通信と電源を供給していたアナログ環境へ適用しようとすると、距離が遠いため利用が出来ない事態が発生します。

100m以上の環境へは光の配線が選択肢として考えられますが、カメラ側に電源が無い場合はケーブル配線に加えて電源工事のコストが必要になってしまいます。また、そもそも新しい配線/電源工事が物理的に不可能な環境も存在します。

上記のような課題の解決策として、同軸ケーブルを利用して最大609mPoE+を実現する【同軸PoE延長スイッチ】をご紹介いたします。

同軸PoE延長スイッチを活用することで、既設の同軸ケーブルを再利用してIPカメラへのリプレイスが可能になりますので、新たな配線/電源工事が不要となり、工事コストを大幅に削減可能です。

【パターン3】 電源探しから解放! PoEを最大610mまで延長

LANケーブルPoE延長ネットワーク

新規にIPカメラを設置する場合には【LANケーブルPoE延長スイッチ】をご紹介いたします。
大規模施設内や建物の外周にIPカメラを設置したい場合、100m以上の距離がある環境や電源確保が難しい環境など、通常のPoEと光配線では対応できない環境が多く存在します。
そのような環境に対して【LANケーブルPoE延長スイッチ】は、LANケーブルで最長610m最大50WのPoE給電を可能にし、電源工事をすることなく、光と比較して安価なLANケーブルの敷設のみでIPカメラまでのネットワークを構築できます。
その他、電源を必要とするのはセンター側のみになりますので、停電対策用のUPS(非常用電源)を一箇所に集約でき、非常時のIPカメラの稼動を維持することも容易になります。

【パターン4】 配線が出来ない環境へ 映像伝送に適した大容量無線通信

無線ネットワーク 4.9GHz Wifi

物理的に配線が出来ない環境にIPカメラを設置したい場合には、無線を利用したネットワーク構築をご提案いたします。
LTEなど高速通信が可能な通信キャリアの無線網を利用することも可能ですが、常に大容量のカメラ映像をアップロード可能かという点と、月々のデータ通信料がネックになる場合が考えられます。
カメラ映像の大容量データに耐えうる通信が可能な周波数としては、4.9GHz帯5GHz帯(Wifi)の自営無線ネットワークが有効です。
4.9GHz帯無線は最長40km最大250Mbpsの通信を見通し環境で実現します。さらに、届出制の周波数のため外来波による混信の可能性が低い特長があります。
5GHz帯無線(Wifi)は最長12km最大500Mbpsの通信が可能です。届出不要かつ安価ですので、手軽に設置したい場合におすすめです。

【パターン5】 実は使えるレガシー活用 既設電話線を利用したSHDSLモデムネットワーク

SHDSLモデムネットワーク

特定の環境において実は有効な方法として、【構内電話線】を利用した【SHDSLモデム】ネットワークも選択肢となります。
実は鉄道・空港・高速道路・工場など、施設内に利用されていない電話線が残っている環境は多数存在します。
それらの環境に対して、SHDSLモデムを電話線の両端に接続するだけのお手軽な方法で、最長25km・最大数十Mbpsのデータ通信を実現します。
新たな配線工事がいらず安価にIPカメラ用のネットワークを構築する方法として、既存の電話線を有効活用するメリットは大いにあります。
※距離と通信速度は機種及び回線の品質によって変動します。

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