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ソリューション

プライベートクラウド スタートアップキット

ジネスの変化に柔軟かつスピーディーに対応でき、またビジネスに最適化されたITシステムが必要とされています。 企業では、柔軟性に富んだコンピューティングを企業内に構築する、いわゆる「プライベートクラウド」に近い将来進むと言われており、各企業は、それに向け、大きくかじを切っています。 日商エレクトロニクスでは、仮想化構築の豊富な経験を生かし、最適なプライベートクラウド構築を行います。

ビジネスにスピードを

プライベートクラウドを成功に導くスタートアップキットという選択

注目が高まるプライベートクラウド導入を支援、推進するために、日商エレクトロニクスではサーバー、ストレージ、サーバー仮想化ソフトウエア、スイッチをパッケージ化した「プライベートクラウド スタートアップキット」を販売している。その内容とプライベートクラウドのメリットについて各分野のスペシャリストに話を聞いた。

注目が高まるプライベートクラウド導入を支援、推進するために、日商エレクトロニクスではサーバー、ストレージ、サーバー仮想化ソフトウエア、スイッチをパッケージ化した「プライベートクラウド スタートアップキット」を販売している。その内容とプライベートクラウドのメリットについて各分野のスペシャリストに話を聞いた。

もくじ

  1. プライベートクラウドへの取り組み
  2. プライベートクラウド スタートアップキットとは
  3. Hyper-Vを選択した理由
  4. HPのプラットホームを選択した理由
  5. プライベートクラウドのメリット
  6. ストレージ、サーバーの資源化
  7. プライベートクラウドへの意気込み

プライベートクラウドへの取り組み

吹き出しプライベートクラウドへの取り組みをお教えください。

(藤井)
企業活動のグローバル化が進み、ビジネス環境は目まぐるしく変化しています。そのビジネスの変化に柔軟かつスピーディーに対応できるITシステムが必要とされています。

そこで、注目されているのが「クラウド」です。使いたい時に必要なリソースを使うことができるクラウドは、新しいITシステムの利用方法として注目を集めています。ただ、クラウドサービスプロバイダーによって提供される「パブリッククラウド」はネットワーク経由でのパブリックな利用が前提となり、企業の重要な情報資産を社外へおくことになります。企業としては情報セキュリティに対する懸念はぬぐい切れません。

そこで、自社でクラウドを構築するプライベートクラウドに注目が集まっています。社内でクラウドを構築し、他の部署やグループ会社に展開するという試みが始まっています。

藤井

「変化に柔軟に対応
するには、プライベート
クラウドが最適です。」
日商エレクトロニクス
藤井

(関原)
プライベートクラウドの構築にはサーバー仮想化技術が必要となります。
私たちは仮想化技術がそれほど普及していなかった2003年ごろより仮想化技術を用いたシステム構築に積極的に取り組んでおり、100社以上の仮想化システムの構築を手がけてきました。

2008 年10月には「VirtualNavigate(バーチャルナビゲート)」(現CloudNavigate)というコンセプトを立ち上げ、お客さまの環境やシステムに最適な技術を取り入れていただけるよう「Microsoft Hyper-V」、「VMware vSphere」、「Citrix XenServer」といった主要サーバー仮想化ソフトウエアをベースに、仮想化ベンダーにニュートラルな立場で、お客さまに適した技術の提案と構築をご支援してきました。

そこで培った技術をプライベートクラウド構築に生かしていこうと考えています。

日商エレクトロニクスでは、プライベートクラウドの構築支援の一貫として、日本ヒューレット・パッカード株式会社(HP)、マイクロソフト株式会社(マイクロソフト) のテクノロジーを活用した新製品「プライベートクラウド スタートアップキット」をご提供させていただいています。


プライベートクラウド スタートアップキットとは

関原

「当社で検証済みのパッケージで
導入期間を短縮できます。」
日商エレクトロニクス
関原

吹き出しプライベートクラウド スタートアップキットをパッケージ化された理由をお教えください。

(藤井)
スタートアップキットはハードウエア(サーバー、ストレージ、スイッチ)、仮想化ソフトウエア一式をパッケージ化したものです。オプションとして、環境を構築するための各種サービスをご提供します。

スタートアップキットとした理由は、いざ導入するシステムの検討を始めると、ハードウエアモデルの選定、スペックの決定と細かなコンフィグレーションにかなりの時間が必要です。
そういう時にパッケージ化されたものがあれば、すぐに導入していただくことが可能です。

(関原)
新しいテクノロジー同士を組み合わせる時には、事前の動作検証が重要となります。安全なシステムを導入するためには必要なことですが、それを一つ一つ行うのは大変な負担です。

当社ですでに動作確認を行った検証済みのシステムをお使いいただくことで、システム導入期間の短期化が図れ、安心なシステムをご利用いただけます。


プライベートクラウドに最適な拡張性と俊敏性を備えた日本HPのiSCSIストレージ「HP LeftHand P4000 SAN」に、システムのサービス継続性を実現するマイクロソフトのWindows Server® 2008 R2の「Hyper-V™ 2.0」と「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」を搭載した「プライベートクラウド スタートアップキット」

Hyper-Vを選択した理由

吹き出し仮想化ソフトウエアとしてHyper-Vを選択した理由をお教えください。

後藤

「CNCで事前に
お客さまの環境を
テストできます。」
日商エレクトロニクス
後藤

(関原)
Hyper-VはWindows Server 2008に標準で搭載されている機能の一つとして提供されているものです。コスト的にも割安で、しかもWindowsと同じインタフェースですので、お客さまは慣れている画面で直感的に操作することができます。

(後藤)
Hyper-Vはマイクロソフトの既存のシステムとの親和性が高いですね。すでに情報システムなどでマイクロソフトの各種機能を持つサーバーを導入されていた場合、そこに追加しても今までの延長線上で管理ができます。

(関原)
Hyper-VはWindows Server 2008の標準機能ですから、お客さまご自身が簡単に仮想化環境を試すことができます。

クラスターやバックアップに関する機能、ライブ・マイグレーション機能など、高度な機能を活用される場合には、コンフィグレーションや構築の部分で高度なノウハウが必要になってきますので、そうした際は日商エレクトロニクスのサポートを必要に応じてご利用いただければと思います。


(後藤)
日商エレクトロニクスの新技術サービスセンター「NETFrontier Center」内のCloudNavigate Center(CNC)(※)にはスタートアップキットを常設してあります。万が一、不安があれば、事前にお客さまのアプリケーションや環境をCNCで試していただいてから、導入することができます。

(※)エンタープライズクラウド 総合検証施設 CloudNavigate Center(CNC)
「プライベートクラウド スタートアップキット」、主要仮想化ソフトウエア(VMware Infrastructure3、Citrix Xen Server、Microsoft Hyper-V)が常設されており、サーバー仮想化ソフトウエアの機能比較検証、アプリケーション動作確認、パフォーマンス検証を、お客さまが実施できる日商エレクトロニクスの検証センター。製品デモンストレーションやトレーニングも可能。ソフトウエア、ハードウエアを持ち込んでの検証もできる。

HPのプラットホームを選択した理由

吹き出しなぜ、HPのプラットホーム、LeftHandを使用したのでしょうか。

(土居)
HPとの取り組みは15年以上になり、現在はプレミアビジネスパートナーとして、コンサルティング、システムの提案、設計、プロジェクト管理、構築から運用保守までのサービスを提供しています。

サーバー仮想化はもとより、どのような用途でも日商エレクトロニクスが自信を持って提案できるのがHP製品です。

今回、プライベートクラウド スタートアップキットのストレージとしてLeftHandを私たちがご提案させていただいたのは、プライベートクラウドの前提となる、最適な仮想化ストレージであることが理由です。

もともとLeftHandは1999年創業のiSCSI専業ストレージベンチャー企業です。一方でマイクロソフトはいち早くiSCSIのイニシエーターの開発を行い、新しいOSへの搭載などを推進しており、マイクロソフトとLeftHandはイニシエーター開発や接続性について協業の関係にありました。2008年10月にHPがLeftHandを買収し、2009年夏にHPのiSCSIストレージとしてLeftHandを発表しています。

一般にはFC-SANのコネクションを用いたストレージを選定されることが多いのですが、サーバー台数が増えるごとに専用のホストバスアダプターやスイッチが必要になり、導入コストが高くつきます。運用面でも高度な構築技術を持った専任エンジニアが必要となり、運用上も含め高コストという課題があります。
iSCSIの場合、一般的なネットワーク、TCP/IPの知識でストレージの構築が可能です。

土居

「HPと私たちが自信を
持ってLeftHandを
お勧めします。」
日商エレクトロニクス
土居

吹き出しコスト面でもメリットがあるのですね。

(土居)
プライベートクラウドでは仮想化技術が欠かせません。
サーバー仮想化を行うことで、物理サーバーの制約を取り払い、コンピュータを資源化します。そして必要な時に必要なコンピューティングのCPU、メモリーといったリソースを提供します。

そして、クラウドを進めて行く上では、ストレージの仮想化が欠かせません。
ストレージについては、仮想化IP-SAN(iSCSI)のLeftHandを使い、ストレージをハードディスクという単位ではなく、ストレージプール、ストレージ資源という概念で扱い、必要とするサーバーに必要なストレージ資源を提供します。

またHyper-Vの上で動いているゲストOSから直接、iSCSIを用いてLeftHand上に作成されているボリュームにアクセスすることが可能です。
柔軟な拡張ができる仮想化環境、プライベートクラウドの環境での高い信頼性とパフォーマンスがご提供できると考えています。


プライベートクラウドのメリット

吹き出しプライベートクラウドのメリットについてお教えください。

(藤井)
他部署に新しいサーバーを提供したい場合、今まではサーバーを購入、構築し、ストレージを割り当ててといった作業が必要でした。それ以前に、まずは稟議書を回すことからスタートしますから、サービスインまで1カ月や2カ月では足りなかったのではないでしょうか。
それがプライベートクラウドなら、申請後、数時間でサービス提供が可能です。より臨機応変に各部署のニーズに対応することができ、社内のITインフラ構築のスピードが増してきますから、ビジネスへの貢献は大きいと思います。
また、部署ごとにサーバーを購入していた場合、中心となる情報システム部門が各部署にどれだけサーバーがあるかを把握できないなど、会社全体としてITにかかるコストが膨大なものになっていました。
情報システム部が情報、資産を一元的に集中管理できるようになることも、プライベートクラウドのメリットだと思います。

ストレージ、サーバーの資源化

吹き出しストレージ、サーバーの資源化から広がる可能性をお教えください。

(後藤)
コンピュータはストレージにしても、サーバーにしても資源化されています。今はCPUの処理能力が上がり、メモリー、ハードディスクの容量も増えています。アプリケーション自体はそれほど大きなリソースを要求していないケースも多く、アプリケーションごとに個別にサーバーを用意していくと過剰投資となってしまいます。ですが、プライベートクラウドという形のサービスにすることによって、既存のコンピュータ資源を有効活用でき、余剰投資を防ぐことができます。
さらにハードウエアのライフサイクルと、アプリケーションのライフサイクルを仮想化、クラウド化することによって分離することが可能です。クラウド化し資源化されるとハードウエアを順次替えても、その上で稼働しているアプリケーションはそのままで、別のライフサイクルで管理することにより、コスト削減にもつながっていくのではないでしょうか。

(藤井)
プライベートクラウドにすることにより、サービスの継続性が維持できます。スタンドアローンの場合、ハードウエアが壊れたらサービスが止まってしまうのですが、クラウドの技術を使うと障害が発生しても別のサーバー上で継続でき、しかも障害の復旧に人間の手を患わすことなく自動的にサービスを再開、継続してくれるのも大きなメリットですね。
また、物理環境だと、どんどんサーバーが増えてしまいますが、サーバー集約を進められるということもメリットですね。今回、ブレードシステムを搭載していますので、ラックマウントサーバーよりさらに集約率を高められます。

(関原)
私たちも複数の組織からなるバーチャルなチームで仕事をする際、サーバーをどうやって調達しようと悩んでしまうこともありました。そんな時にも、プライベートクラウドであれば必要な時に必要なだけサーバーを提供することができるのです。

プライベートクラウドへの意気込み

吹き出しプライベートクラウド スタートアップキットへの意気込みをお願いします。

(藤井) 
本キットは、マイクロソフト、HPの最先端のテクノロジーを採用したキットです。当社ではHyper-V+LeftHandのデモ環境、検証環境をご用意しておりますので、ぜひご活用いただければ幸いです。

(土居)
HP、マイクロソフト、日商エレクトロニクスのテクノロジーを生かした、スタートアップキットを提供させていただきます。どんなことでもご相談ください。

(関原)
今まではサーバー仮想化技術が注目されていましたが、これからのITシステムはクラウド的な使い方をしていくことが増えてきます。仮想化技術を進化させた形でプライベートクラウド構築のご支援をさせていただきたいですね。

(後藤) 
以前は仮想化、プライベートクラウドへの移行ができず、一度導入を断念されたケースでも、技術は常に進化していますので、再度検証すれば、導入可能になるケースもあります。ぜひ一度当社までご相談ください。

プライベートクラウドへの意気込み

写真左から
日商エレクトロニクス株式会社 エンタープライズ事業本部
マーケティング統括部 土居 浩
テクノロジーソリューション統括部 後藤 裕之、関原 道子
マーケティング統括部 藤井 香織


*取材日 2009年12月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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