日商エレクトロニクス

Innovation Leading Company

日商エレクトロニクスが考える、ハイパフォーマンス・ネットワーキングとは?

卓越したルーティングやサービス機能を兼ね備え持つ「Junos」。世界の通信事業者から高く評価されてきたJuniperから、最後の1ピースであるL2、L3スイッチ製品が登場しました。日商エレクトロニクスが考える、ハイパフォーマンス・ネットワーキングとは?

ネットワークインフラ全体の品質や効率性がビジネス成果に最も直結する通信事業者。世界2500社以上の通信事業者が採用しているのがジュニパーネットワークスのネットワーク製品だ。その評価は通信事業者だけではなく、高収益化への積極的なチャレンジを行う一般企業にも広がり、現在ではフォーチュン100社がジュニパー製品を採用している。 そのジュニパーからリリースされたのが、スイッチ製品「EXシリーズ」だ。

EXシリーズは、これまでのスイッチ製品にはなかった高い信頼性・可用性・経済性を兼ね備えている。加えて、EXシリーズの登場によってネットワーク全体の「アプリケーションの統合化」「容易な運用性」を保持するソリューション(ハイパフォーマンス・ネットワーキングソリューション)が実現可能となる。


「EXシリーズは真のトータルソリューションを提供するための重要な1ピースです」 と、日商エレクトロニクス サービスプロバイダ事業本部の坂田義和プロダクトマネージャーは語る。EXシリーズの特長、実現できるトータルソリューションとは何か、そして「他の代理店ではなく、日商エレクトロニクスだから提供できる独自の価値」とはどのようなものかを詳しく聞いた。

もくじ

  1. ジュニパー製品と日商エレクトロニクスのこれまで
  2. なぜ世界の通信業者は、「Junos OS」を採用するのか?
  3. EXシリーズ製品単体のメリットとは?
  4. ジュニパーしか実現できない、ハイパフォーマンス・ネットワーキングソリューションとは?
  5. 日商エレクトロニクスだから提供できる独自の価値とは?
  6. まとめのメッセージ

ジュニパー製品と日商エレクトロニクスのこれまで

吹き出しまず、日商エレクトロニクスと ジュニパーネットワークス(以下、ジュニパー)のこれまでの関係を教えてください。

日商エレクトロニクスは、1999年に国内初の代理店としてジュニパー製品の取り扱いを始めました。当時はまだジュニパーが数十名の規模でしたので(現在の従業員数は世界で約9600名)、約15年間 、ジュニパーとともに成長してきたといえるでしょう。現在では日商エレクトロニクスの中でもジュニパー製品はビジネスの大きな柱となっています。

吹き出しジュニパー製品は日本国内にも順調に普及したのですか。

ルーターやスイッチの市場には強力な競合企業も存在しており、簡単にビジネスが広がったわけではありません。今でこそネットワーク技術者からの高い支持の源泉となっている「Junos」も、最初は「本当であればすごいが、大丈夫なの?」という反応をするお客さまが多くいらっしゃいました。

吹き出し「Junos」を初めて聞く人向けに、簡単に説明していただけますか。

ルータ・スイッチ・セキュリティ機器など、主要となるジュニパー製品に採用されている共通OSです。最大の特長は、モジュラー型設計がされているということです。管理すべき各機能ごとにプロセスが分かれているため、例えば一つの機能についてプログラムをカスタマイズしても、それが他のプログラムには影響しません。それにより、以下のようなことが実現できます。

  • どこか一カ所に障害が発生しても、OS全体を再起動することなく、その部分のみを再起動すれば障害の復旧ができる。
  • 特定のプログラムをカスタマイズしても、全部の動作確認をする必要がない。

このようなことはサーバーなどでは当たり前の考え方ですが、当時ネットワーク機器の分野ではそれがありませんでした。そのため、初めは普及活動を重ね、実際に機器に触れていただく機会を多くお客さまに提供し続けました。その結果「確かにこれはすごいOSだ」という評価が広まっていきました。

「Junos」

図: 「Junos」のソースコードは常に一つ。 一貫性と安定性のあるリリース体系、
単一のモジュラー式 アーキテクチャにこだわっています。

なぜ世界の通信業者は、「Junos OS」を採用するのか?

吹き出し「Junos」は特に通信事業者という「最もタフな環境」で高い評価を得ているのはなぜでしょうか。具体的なお客さまの声を聞かせてください。

通信事業者のお客さまの中には、ジュニパーファンのエンジニアが多くいらっしゃいます。共通認識として「ジュニパー製品は安定している」と言っていただけています。
さらに具体的には、多くのお客さまから「ジュニパーのルーターは不具合が起きても、お客さまにはそれが見えにくい」という評価をいただいています。

吹き出し「不具合が起きてもそれが見えにくい」とは。

ネットワークが大規模になるほど、エラーや故障を完全に無くすのは難しいことです。しかし先ほどご紹介した「Junos」によって、不具合が発生したとしてもその部分だけを再起動、復旧するため、実際にネットワークを使用しているお客さまには障害が発生したとは気づくことなく、サービスをご利用いただくことができます。

吹き出しそれによって得られる効果は。

コスト削減に大きく貢献しています。実は、運用コストの多くを占めるのが、トラブルが発生したときの「障害情報の掲載」「ヘルプデスクへの問い合わせ対応」「復旧の進捗報告」などのコストです。そのようなコストを最小限に抑えることができるといえるでしょう。

ジュニパー製ルーターはこれまでは通信事業者の大規模バックボーンネットワークなどを対象とした製品が多かったため、単純に機器だけで比較すると他社製品よりも高価なイメージを持たれるお客さまが多くいらっしゃいました。しかし、上記のようなトータルコストを考慮した場合、ジュニパーを選んで良かったとおっしゃるお客さまは多いです。

EXシリーズ製品単体でのメリットとは?

吹き出しEXシリーズについて教えてください。

EXシリーズは、これまで通信事業者で培ってきた「タフな環境に耐え抜く」ための技術やノウハウがすべて投入されたレイヤ2/3スイッチです。「Junos」の採用により、単体での品質の高さと一元管理の容易さとを両立できる初めてのスイッチ製品といえます。

今までルータを利用していたお客様から、「待っていた」「これはぜひ使ってみたい」という反響を多く頂いています。

吹き出しEXシリーズのメリットは。

従来までのジュニパー製品の高い「信頼性・可用性」と「コストメリット」を両立させたことです。

ほとんどのEXシリーズは「バーチャルシャーシ技術」が採用されています。この技術によって、必要に応じて複数台のスイッチを相互接続すると、それぞれのOSと設定ファイルを共有することができます。あたかも一台のシャーシのように、管理・運用ができるということです。

これまでは必要なポート数を考えると、シャーシのシステムを使わざるを得ず、高額な初期投資を強いられていた企業もあったかもしれません。しかしEXシリーズでしたら一台からスタートし、必要に応じて追加すれば大丈夫です。追加してもシステムの運用やトラブル対応の作業負担は大幅に削減できますし、消費電力や発熱量も必要な分だけに抑えることができます。初期投資額に制限があり、段階的に導入したい企業にとっても検討しやすいでしょう。

Virtual Chassis Technology

ジュニパーしか実現できない、ハイパフォーマンス・ ネットワーキングソリューションとは?

吹き出しEXシリーズによって、実現できるソリューションとは。

「ハイパフォーマンス・ネットワーキングソリューション」という、ネットワーク全体の品質と効率性をさらに高めるソリューションが実現できます。これはジュニパーだけが唯一提供できるソリューションです。

吹き出し一括管理の必要性、需要はどのくらいあるのですか。

今後ますます必要になると考えます。すでに、データセンターでのシステムの集中管理、アウトソーシングなど、IT資産の一元化は加速しています。そのような一元化された設備は、いっそう不慮の稼働停止や異常の発生が許されなくなってきました。

加えて、例えばアプリケーションの帯域幅を需要に応じてコントロールしたり、ウイルスや悪質なパケットが検出されたときには必要な部分だけ停止をしたりといった、安全面や通信効率の面での臨機応変なコントロールの需要も、通信データ量の増加が止まらない限り避けられません。

日商エレクトロニクスだから提供できる独自の価値とは?

吹き出しさまざまな魅力を兼ね備えたEXシリーズですが、お客さまから代理店として日商エレクトロニクスが選ばれるとは限りません。

確かにその通りですが、日商エレクトロニクスは他の代理店にはない、以下の二つの特長によってお客さまに独自の価値を提供することができます。

  • 深い経験とスキルを持った、多くの「ジュニパー製品専属のエンジニア」
  • 導入前から運用までをサポートする「NETFrontier (Nissho Electronics Technology Frontier) センター」

坂田

「メーカーと一体となって対応する
日商エレクトロニクスにお願いして
良かった。」と言われ、
代理店として誇りに感じました。

吹き出し「ジュニパー製品専属のエンジニア」とは。

ジュニパー認定資格ベースでも、最高峰の資格を持っている「ジュニパー製品専属のエンジニア」が他社と異なり多数そろっています 。

日商エレクトロニクスでは通信事業者のお客さまに対して、ジュニパー製品の導入を、ネットワーク規模が小さかった時代からずっと一緒に進めてきました。
通信事業者で発生するトラブルや不具合には、かなり細かいものや特殊な例もありました。そういった経験が蓄積された現在では、ジュニパー製品専属のエンジニアは直接お客さまと会話をし、問題点の切り分けを行い、その場で回答することができます。


他社ですと、他社製品も含めて問い合わせの一次窓口を兼任し、メーカーの回答を転送するだけの「仲介役」になっているエンジニアもいるかもしれませんが、日商エレクトロニクスの場合はそのようなことはありません。その場でトラブルシューティングを行うことができます。
このようなジュニパー専属のエンジニアの育成にも力を入れており、サポート品質の向上を努めています。

吹き出し続いて「NETFrontier センター 」とは。

NETFrontier センターは、2008年11月に新設された新総合技術センターです。総床面積約1,550坪の敷地には、日本全国の保守サポート支援かつお客さま類似環境を構築のうえ、検証が可能な規模のジュニパー機材を用意しており、機材・技術リソースの双方において万全な体制を敷いています。

吹き出し万全のアフターサポートがお客さまに提供できるということですか。

アフターサポートはもちろんですが、加えて導入前の検証について、お客さまからは特に高い評価をいただいております。以前「メーカーと一体となって対応する日商エレクトロニクスにお願いして良かった」と言われたときには、販売代理店として誇りに感じました。

吹き出し詳しく教えてください。

ジュニパー製品の中でも、特に新製品となると本格稼働前の動作検証は極めて重要です。日商エレクトロニクスではそのお客さまに対して本格稼働の前にジュニパーとともに、徹底的な動作検証や初期導入を支援したのです。その結果小さなバグを複数見つけ、不具合をすべて本格稼働の前に解消することができました。その後、そのお客さまではトラブルが発生していません。


NETSセンター

図:(左から)NETFC外観図、ラボエリア、検証ルーム

まとめとメッセージ

吹き出し最後にまとめをお願いします。

ここまで何度か登場した「トータルソリューション」という言葉には、二つの意味を込めています。

一つは「お客さまのネットワーク環境を"トータル"に考えたソリューション」という意味です。「Junos」はさまざまなルーター製品やスイッチ製品を共通の一元管理することができる統合プラットフォームです。個々の機器の「個別最適」ではなく、ネットワーク全体を見据えた安全面での管理や効率面での管理を行うことのできる快適で確実な環境を提供します。

もう一つは「導入検討時から運用後までを"トータル"に支えるソリューション」 という意味です。 日商エレクトロニクスはジュニパー製品の「販売だけの代理店」 ではありません。経験に裏打ちされたジュニパー製品専属のエンジニアとNETFrontier センターが、お客さまの課題や状況に合わせた導入方法を一緒に考え、万全の検証作業を行い、導入後の保守を支えます。

日商エレクトロニクスは、2008年6月に開催されましたINTEROP TOKYO 2008に出展しました。

今後も、イベントや展示会にも積極的に出展を進めて行きます。まずはジュニパー製品にぜひ触れてみてください。
そのうえで「自社の場合はどんな導入方法が考えられるだろうか?」という会話をたくさんのお客さまとさせていただけましたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

*取材日 2008年5月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。