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運用コストを大幅に削減するNutanix<br>金融機関における活用事例を紹介

2018年10月31日

運用コストを大幅に削減するNutanix
金融機関における活用事例を紹介

金融機関のインフラで最も重視されるのはセキュリティと安定性。くわえて昨今では、急増し続けるデータへの臨機応変な対応も求められています。こうした事情を背景として現在注目されているのが、柔軟性に富んだNutanixです。

2018年9月21日に開催されたNutanix社のカンファレンスイベントである「.NEXT ON TOUR 2018 in Tokyo」では、金融機関における様々なNutanixの活用事例が紹介されました。本記事では、日商エレクトロニクスのNutanixユーザーである北陸銀行様が登壇したセッションの模様を合わせてお伝えします。

Nutanixでワークスタイル変革を実践する「北陸銀行」様の取り組み

「金融機関におけるワークスタイル変革実践のカギは?」をテーマにパネルディスカッションが行われました。今回は、北陸銀行の統合事務部副部長である富永英司氏のコメントを中心にご紹介します。

ペーパーレス化によって月間700万円のコスト削減を達成

北陸銀行様では、NutanixによるVDIの導入で、タブレットを利用したペーパーレス化を実践しています。「お客さまへの説明はもちろん、経営会議などでもタブレットを使用してペーパーレスで会議を行っています。その結果、印刷枚数は全行で30%減。月額で700万円のコスト削減を実現しました」と富永氏は説明します。さらに「決裁スピードは従来の半分以下になりました。入念に検証した結果、仮想上での電子サインも実践できるとわかったので、近いうちに保険業務の電子化でチャレンジしたいと考えています」

災害時におけるVDI基盤の有効性

今回、登壇した方々は、いずれも2016年の熊本地震や2018年の富山豪雪など、災害時におけるVDIの有効性を実感されていました。

たとえば富永氏によると、「北陸銀行では、豪雪で出社が不可能な状態になることが予想される場合、事前に上長の許可を得た上で、タブレットを持ち帰ってテレワークを行う」といったケースが実際にあったとのことです。昨今、様々な災害が多発したこともあり、BCPの観点からのシステム選定は、非常に重要なポイントになると思われます。

目先にとらわれず、何年も先を見越した製品選定を

システム導入時の製品選定を行う際、担当者はどうしても製品の価格や機能面ばかりに目が奪われがちです。しかし富永氏は、そうした面だけを見て導入判断をするのはおすすめできないと語ります。

「基盤を拡張する際、保守管理を行う際、そして、リプレイスする場合など、いずれも大変な労力とコストがかかります。目先のコスト感だけにとらわれず、何年も先を見据え、将来的な拡張を前提としたシステムを検討する方が、結果的に労力もコストも下がる。私たちにとって、それを実現してくれたものがNutanixでした」

まとめ

セッションの最後を富永氏は以下のようなコメントで締めくくりました。

「インターネットバンキングや、チャットによるWeb問い合わせ機能など、今はお客様とつながるようなクラウドシステムが数々存在しています。現段階では、いろいろ事情があってクラウド化が実現ができなくても、仮想化しておけば将来的にそこに向かうことは比較的簡単に対応できると考えています。Nutanixならそれが可能になります」

「.NEXT」では今回ご紹介したセッション以外にも、様々な金融機関がNutanixによる新たなチャレンジを実践している様子が公開されていました。日本、そして世界の金融機関のシステムを支える存在として、Nutanixには今後大いに注目が集まることでしょう。