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NutanixプレジデントSudheesh氏が語る「Nutanixのエンタープライズ・クラウドとは?そしてその向かう先」

2017年8月10日

NutanixプレジデントSudheesh氏が語る「Nutanixのエンタープライズ・クラウドとは?そしてその向かう先」

2017年7月14日に弊社主催にて開催した「Nissho x Nutanix Summit Tokyo 2017」は、皆さまのおかげで大盛況にて幕を閉じることができました!本セミナーではNutanix社が年次で開催しているカンファレンス「.NEXT」が2017年6月末に米国にて開催されたことに合わせ、その際に発表された最新情報を"国内最速"で、Nutanixファンの皆さまにお届けする目的で開催いたしました。なんと、今年は特別に、.NEXTでもプレゼンテーターを務めたNutanix社プレジデントSudheesh Nair氏にもご登壇いただきましたので、その内容を皆さまにレポートします。
Nutanixは2009年にソフトウェアディファインドのアーキテクチャーから始まり、2012年には日商エレが国内初のNutanixパートナーとして販売を開始しました。その後、Nutanixの独自ハイパーバイザーであるAHVや、各クラスターを一元管理できるPrism Centralの登場、クラウド連携によりHCI市場を常にリードしてきました。
さて、次なるステップとしてNutanixが描くのは、どのような未来でしょうか。

1.IoT時代に対応するNutanix

近年は金融や防衛機関、ヘルスケア、アパレル系・・・など、あらゆる会社でIoTを取り入れています。IoTには、"エッジ"と"インテリジェントエッジ"のふたつのグループに分けることができます。"エッジ"というのは例えば、ドローンや自動車のことを指しますが、これらは正確なデータを必要な時に受信できなければIoTの機能を果たすことができません。そこで、正確なデータを最適なタイミング、かつセキュアな状態で伝達できる技術を"インテリジェントエッジ"と呼ぶそうです。これには、ディープラーニングやマシンラーニングも含みます。

IoT時代に対応するNutanix

Nutanixが発表している"エンタープライズ・クラウドOS"は、自動車であるエッジから、インテリジェントエッジまで1つのOSがすべてのものをつなげます。
Sudheesh氏はこのように語ります。
「皆さんのOSがデータセンターにあっても、あるいは数千もの違う自動車にあっても"1つのOS、1クリック"で管理できることを目指しているのです。このエンタープライズ・クラウドOSをもとにNutanixはIoTビジネスに参入します。」

One OS One Click

2.Nutanixが実現するマルチクラウドの世界

このブログをご覧に頂いている皆さんは、Azureを使いたい、Amazonも使いたい、あるいはオンプレミスも使いたいと考えていませんか?もしくはGoogleも使いたいかもしれません。しかしそれには問題点があります。それは、クラウドそのものが、"一方通行"で全て独自のものとなっていることです。このような個別のもの同士ではマルチクラウドは実現できません。
Sudheesh氏はこのモデルを変えたいと言います。そのためには目線を上げてアプリケーション側から、どのインフラ上で動かすか見る必要があるとのことでした。
そしてSudheesh氏は、クラウド・アプリケーション・ライフサイクル・マネジメント(Cloud Application Lifecycle Management)の頭文字をとった「Calm」という機能を発表しました。

Nutanix Calm

3.新機能Calmとは

NutanixはCalmの機能とともに、"Marketplace"というものを導入しています。これは何かというと、Apple StoreやGoogle Playなどのアプリストアを思い浮かべると分かりやすいと思います。
今回は特別に、製品管理ディレクターのAnjan氏よりCalmおよびMarketplaceのデモを実施いただきましたので少しご紹介します

Nutanix製品管理ディレクター Anjan氏<

Nutanix製品管理ディレクター Anjan氏

デモ

CalmはPrism Centralの画面から利用できます。Prism Centralというのは、Nutanixの統合管理インターフェースのことをいいます。画面にAppsタブが新しく追加され、Marketplaceに接続できるようになります。

Prism Centralにの詳細はこちら >

Marketplace上にはアプリケーションが格納されております。これらのアプリケーションは、Nutanixクラスター上でも、Amazon上でも、GoogleCloud上でも動かすことができるそうです。

各デモ1

そして管理者はそれらのアプリに必要なVMの詳細情報の確認ができます。それぞれのVMがインフラに対してどのくらいリソースを消費するのか、それも確認することができます。

各デモ2

マネージメントタブをクリックすると、全てのアクティビティがリストアップされます。拡張も削除も1クリックで対応が可能です。自分が探しているアプリが実際ない場合は、自分で作成することも可能で、簡単にポリシーを適用することができます。そして、それらはMarketplaceに公開することもできます。

各デモ3

Prism Central上での将来予測機能も備わっております。例えばVDIを100ユーザーから1000ユーザーに拡張したい場合、どのくらいのデータベース、サーバ、ロードバランサーの容量が必要になるかシステムが全て予測し、必要なインフラも教えてくれます。そして、最善のクラウドプラットフォームについてもシステムが勧めてくれ、費用について教えてくれます。

各デモ4

4.ハイブリットクラウドを再提言する 新サービスNutanix Xi(ザイ) Services

「皆さんはiPhoneで写真を見る際に、デバイスかiCloudの境目がどこで、自分がどこから写真を見ているのか気にしますか?」
Sudheesh氏はエンタープライズにおけるアーキテクチャーもAppleと同じように、オンプレとクラウド間を意識することなくシームレスであるべきだと語ります。

ハイブリットクラウドを再提言する 新サービスNutanix Xi(ザイ) Services

例えば、OracleやSAPなどオンプレで動かしていたアプリケーションをクラウドに、Hadoopやdockerなどのクラウドネイティブなアプリケーションをオンプレに移行する場合、決して容易なことではありません。それらを本当にハイブリッドクラウドというのかNutanixは疑問に思っていたのです。
ここでSudheesh氏が発表したのは、パブリッククラウドサービスのNutanix Xi(ザイ) Servicesです。

パブリッククラウドサービスのNutanix Xi(ザイ) Services

Nutanix Xi Servicesは企業のDCのネイティブの拡張機能として、プロビジョニングと利用をオンデマンドで行うことができます。PrismでオンプレミスのNutanix環境だけでなく、Nutanix Xi Services環境も一元管理することができ、それぞれの環境下にあるアプリケーションをワンクリックで相互に移行することが可能です。まずは、DR(Disaster Recovery)サービスとして2018年以降に米北にて開始する予定とのことです。プライマリーがダウンしても数分で復旧を可能にし、1クリックで週末にDRテストを実行できます。

こちらはPrismのインターフェースです。保護ドメインを作成し、必要なVMをフィルタリングします。そしてアプリケーションタイプを、例えばOracleDBと選択します。数クリックで保護ドメインとルールを作成することができます。

Prismのインターフェース

こちらはPrism Centralの中にあるNutanix Xi Servicesのログインポータルです。関連するマトリックスが全て見ることができます。例えば、作成したばかりの保護ドメインから過去のテストに至るまで実行されたタスクは全て見ることができます。VMwareのSRMのような機能です。

Nutanix Xi Servicesのログインポータル

5.おわりに~高品質で時代を先駆けるNutanix~

Nutanixの1つの特徴として、スピーディーな革新を実現していることです。一方で、革新が早いが故に品質が劣っているかといえばそうではありません。Nutanixの出荷台数は年々増加していますが、お客様が見つけたバグの数は横ばいとのことでした。サポートの満足度調査の結果も、満足度スコアもなんと91にまで上昇しているとのことです。
ここまでお読み頂いたお客様の中でも多くの方は、3Tier型アーキテクチャーをお使いになっているかと思います。しかし時代の変化により、この数年以内には様々なマーケットにおいて進化を求められるのではないでしょうか。そこで、高品質でスピード感のあるベンダーを選定することの重要性についてぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

Prism Centralにの詳細はこちら >

岡村昌一とSudheesh Nair氏

左:日商エレクトロニクス(株)代表取締役社長CEO岡村昌一
右:Nutanixプレジデント Sudheesh Nair氏

関連情報

過去のイベントレポート(Nutanix イベント開催レポート)

イベントレポート

過去に日商エレクトロニクスが開催したNutanix関連イベントレポートをまとめています。併せてご覧ください。
イベントレポートはこちら >

Nutanixと日商エレクトロニクス

Nutanix & Nissho

Nutanixの日本初代理店、かつ国内販売実績No.1の日商エレクトロニクスとNutanixの歩み、関係性についてまとめています。
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