攻めのデータ運用に、妥協なきストレージ

AI時代・データ駆動型社会に求められるのは、容量・可用性・処理速度・運用コスト等あらゆる条件を充たすストレージです。
INFINIDATは独自のアーキテクチャでこれらの条件を充たす製品を実現。企業のビジネスチャンスをサポートします。

INFINIDATの設計思想

最高レベルの可用性と信頼性
セブンナイン(99.99999%)の可用性を実現
Flashを超えるパフォーマンス
1M+ IOPs 12GB/s スループット。130 µs以下のレスポンス
管理
自動化に向けたAPI。サーバー管理者視点のツールの提供
数PBのスケーラビリティ
42Uの1ラックで最大4.1PBを提供
TCO削減
TB単価の削減 低消費電力 CoD

InfiniBOX

INFINIBOX-front_clipped

マルチペタバイトクラスのエンタープライズストレージの決定版

データ駆動型社会・AI社会で求められるのは、高速・大容量・インテリジェンスな処理を実現しつつ信頼性の高いストレージです。オールフラッシュよりも迅速で、最適化されたIOフロー、Flashとディスクの併用による独自の処理技術、セブンナイン(99.99999%)の可用性を実現しています。

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独自技術溢れる妥協のなさ

妥協なきストレージにふさわしく未来を想定したハードウェアと、大量の並列処理、高速DRAM、Frashとディスクの併用、機械学習の応用等、独自技術が随所に組み込まれたソフトウェアで構成されています。

  

 

InfiniBOX特徴4点
  

 

InfiniBOX特徴ハード面

InfiniSync

性能に影響を与えることなく無制限の距離でゼロ・データロスを実現

例えば災害復旧をニューヨークとダラス間のような1000マイル以上の遠隔地間レプリケーションで行う場合、RPO=0のために膨大なコストを要していました。
InfiniSyncは独自技術によりコストを抑えてRPO=0を実現しました。

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InfiniSyncRPO0

独自技術溢れる妥協のなさ

InfiniSyncは3カ所のデータセンタートポロジー不要等低コストを実現し、データセンター障害に先立つWANの中断時にもRPO=0 を維持します。

  

 

InfiniSync特徴
  

 

InfiniSyncBlackbox
  

 

InfiniGuard

InfiniGuardビルディングブロック

マルチペタパイトクラスのデータバックアップとリカバリー

InfiniGuardは災害発生時や事業継続時のデータ保護やバックアップを高速化・効率化します。
InfiniBox の技術を活用して、期待するRTOの達成、もしくはそれ以上に高い目標値を実現します。TCOを抑えつつラック1台に必要な機能を保有しています。

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パフォーマンスの利点

フラッシュの最適化、RAMキャッシュレイヤーから認識される書込み、高スループットを提供する240 NL-SAS ディスク 、12個のインターフェースポート等、データの修復性能を限界まで高められています。

  

 

InfiniGuardパフォーマンスの利点
  

 

データドリブンの波に乗るために必要なインフラ



データドリブンがもたらす企業の戦略に必要不可欠なデータの重要性を認識し如何に活用するかが決め手になるが、
活用する上で必要となるITインフラには、

「設備のサイロ化を防ぎたい」
「経営環境の変化に対応できる柔軟性や迅速性を持ちたい」
「設備投資を抑制しつつも最新テクノロジーを揃えたい」
「クラウドだとプロビジョニングの手間が省け、且インフラ費を経費化できる」

等々様々な企業内のニーズがあります。
InfiniBox FLX®は上記課題の解決だけでなくスケールアップ、スケールダウンにかかわらずシステム規模に応じた従量課金での拡張が可能であり、必要に応じた無料でのハードウェア交換、100%のデータ可用性保証、およびデータ移行に関連するリスクやコストがないなどのメリットを、サブスクリプション契約の範囲内で利用可能です。

InfiniBox FLXは、マルチペタバイト規模でのストレージを必要とする組織向けのエンタープライズストレージインフラストラクチャを実現した全く新しいコンセプトで設計されています。オールフラッシュよりも速い性能、および業界トップの信頼性と可用性により、InfiniBoxは業界を牽引する存在になりましたが、こうした機能は、以前はCapExという不明瞭な設備投資費用をかけないと取得できないものでした。InfiniBox FLXでは、次のサブスクリプションモデルにより、必要なストレージ容量をオンデマンドで利用することができます。
自社の機密性の高いデータをクラウド環境へ移行することに業務上難しい企業にとってクラウドライクにストレージを使用することができることも本モデルは非常に有効と思います。InfiniBox FLXの特徴は下記の通りです。

オールインクルーシブのサブスクリプション

Infinidatは、企業におけるInfiniBox FLXソリューションの構成のために、現在および将来における容量およびパフォーマンス要件を厳密に分析します。ハードウェア、ソフトウェアライセンス、保証、監視、およびサポート費用は、すべてサブスクリプション契約に含まれています。

利用に応じた拡張性

InfiniBox FLXは、プロビジョニングされた容量の変動に基づいて月ごとに従量課金されます。データ使用量の大幅な増加や変動の予測にも、 InfiniBox FLXは、必要に応じた使用容量分だけ支払うという柔軟性と俊敏性を提供します(1)。

リスク軽減とコストの削減

InfiniBox FLXシステム間のデータ移行では、現在および将来におけるストレージのアップグレード、再構成、および移行に関連する リスクはほとんどありません。

3年ごとの完全なリフレッシュ

ダウンタイム、移行のリスク、追加費用なしで3年ごとに最新のハードウェアやソフトウェアに交換し、 InfiniBox FLXシステム全体を完全にリフレッシュします(2)。

100%のデータ可用性保証

Infinidatでは、業界トップクラスのセブンナイン(99.99999%)の可用性に基づいて、100%のデータ可用性保証(3)を提供しています。ビジネスに影響を及ぼすデータの可用性が保証されない場合は、影響を受けるシステム全体の翌月の請求から補填されます。

備考:

(1) 容量および/または契約条件により利用可能な割引。
(2)ハードウェアリフレッシュは、顧客において任意にスケジュールすることも、延期することもできます。制限が適用される場合もあります。
(3)詳細および適用される制限については、販売担当者にお問い合わせください。





関心高まる非構造化データの最適な扱い方

非構造化データ含めビッグデータの更なる増大とITコストカットの現実

以前は、企業で扱うデータの中心は、データベースや業務システムなどの構造化データが主でした。構造化データの保存や管理を効率的に行うには、ブロック単位での高速なアクセスが可能なSAN対応ストレージが適しています。 しかし近年はIoTの発展に伴い多種多様な非構造化データが急増し、構造化データの量を上回るようになりました。非構造化データの保存や管理には、ファイル単位で簡単にアクセスできるファイルシステム、つまりNASが最適です。

また、ビッグデータアプリケーションにより、組織がオンラインで分析する必要があるデータ量は激増しています。従ってストレージにはより高い計算処理能力を必要とします。ビッグデータは、本番環境データと考えられており、可用性、回復可能性、および性能は、企業内のトランザクションシステムと同じくらい重要です。IT予算全体に占めるストレージコストの割合も爆発的に増大しています。

しかし、ストレージへのニーズが高まる中、企業におけるIT予算は増加することはなく、むしろより縮小傾向にあります。つまり、システムとアプリケーションの信頼性、効率性、または性能を維持しつつ、より少ない労力でより多くの処理を行える必要があるのです。

データ活用とビジネス創出を支えるストレージ「InfiniBox」

では、これらの条件を充たし、企業のデータ活用とその実現のためにどのようなストレージの性能や運用が求められるのでしょうか。その解決方法としてユニフェイドストレージ「InfiniBox」を提案します。ユニファイドストレージは、ブロックベースの構造化データとファイルベースの非構造化データの両方の効率的な保存・管理が可能です。また、企業がデータ分析による新たなビジネス創出を推進するためには、増大し続けるデータを管理し続けられ、かつコストを終えられることが重要になります。企業のビジネス創出の持続性を担保する最適なユニファイドストレージこそがInfiniBoxです。

高い性能

大規模なデータセット、重要な分析アプリケーション、また、限られた時間内で急ぎ結果が求められる要求などにより、ストレージ性能の高さが重要となります。InfiniBoxでは、チューニングを行うことなく、出荷時の最適化調整により最大のパフォーマンスを実現します。InfiniBoxでは、高度なストレージにラップされた標準的な「既製」のハードウェアコンポーネント(CPU/Memory/HDD/SSD)を使用して、InfiniBoxアーキテクチャで使用されている480台のNear-Line SASドライブから最大限の性能を引き出します。コアシステムコードで開発された重要な要素の1つは、実際のアプリケーションプロファイルを分析し、キャッシュのプリフェッチおよびデステージアルゴリズムを根本から定義できることです。システム設計では、実際の運用環境におけるプロファイルを想定し、これらの条件下で最適な性能を提供します。この機能は、InfiniBoxアーキテクチャの中核です。

大規模なデータセット

大規模なデータセットは、予測不能でしばしばストレージフレームを圧迫するI/Oプロファイルを提供することによって、エンタープライズストレージアレイに固有の困難な課題をもたらしています。この結果、レイテンシが高くなり、分析ワークロードの実行時間が長くなります。いくつかの分析アクティビティは、非常にレイテンシの影響を受けやすく、多くの場合、アプリケーションがサポートするエンドユーザーに影響を及ぼします。これらのワークロードの多くは、キャッシュサイズ制限のあるストレージプラットフォームでは対応できませんが、InfiniBoxでは対応可能です。InfiniBoxは、キャッシュヒット率を改善し、レイテンシを低減するために、DRAMおよびSSDと共に高度なキャッシュ管理アルゴリズム(Neural Cache)を使用します。これらの特性の多くは、同時に発生していることが分かりますが、他の特性は、バックアップまたはデータロード/ETLなどの特定のアクティビティによって起こります。InfiniBoxは、広範囲のI/Oタイプを同時にサポート できるメリットがあります。データアーキテクチャは、高度なデータパリティ分散配置を使用して、InfiniBoxフレーム内の480個のスピンドルのそれぞれをすべて並列にポピュレートすることによって、各ボリュームのストレージを仮想化します。
さらに、InfiniBoxは、書き込みを改善するために非常に高度な機能を使用します。Infinidatは、独自の特許取得済みのマルチモーダルログ書き込みメカニズムを使用して、キャッシュからデステージされた書き込みI/Oの効率を大幅に改善しています。
多くの分析ワークロードは、即座にI/Oプロファイルを変更することができます。しかし、概して、ビッグデータおよび分析アプリケーションの大部分は、大きなブロックI/Oを使用し、ストレージからデータを読み込み、削減、ソート、比較してから集合データを書き出します。ほとんどのストレージ環境が大規模なブロックのサポートを考慮して設計されていないため、この改善はここで取り上げた例のデータ収集およびETLフェーズにとって非常に重要なものとなります。

高密度

Infinidatのストレージシステムは、単一の19インチラック内に数ペタバイトの実効容量で構成することができます。InfiniBoxストレージシステムは、完全な左右対称グリッドで、高度なマルチレイヤキャッシュアーキテクチャを持つ最新のオールアクティブコントローラー(ノード)システムです。データアーキテクチャには、ダブルパリティ(ワイドストライプ)データ配信モデルが含まれています。このモデルは、ランダムデータ分布とパリティ保護との固有の組合せを使用します。これは、データ設置面積を最小にしながら、最大限のデータ可用性を保証します。単一のInfiniBoxフレーム上に作成された各ボリュームは、そのフレーム内の480個のドライブのそれぞれにデータの一部を格納します。

高可用性と信頼性

高可用性により、常に分析結果を入手できることは、すべてのストレージシステムにとって重要です。「InfiniBox」のアーキテクチャは、強固な、セブンナイン(99.99999%) の高可用性を持つストレージ環境を提供します。これは1年に3秒未満のダウンタイムと同等です。何度ディスクに障害が発生したとしても、データを失うことはありません。
InfiniBoxは、非同期リモートミラーリングおよびスナップショットを含むエンドツーエンドのビジネス継続性機能を提供します。スナップショットを使用すると、データベースリカバリでは、従来のバックアップおよびリカバリ処理を使用し、ボリュームをホストにマップする時間を短縮できます。しかも、時間単位ではなく、分単位までに短縮した時間でリカバリ可能です。

使いやすく、自動化されたプロビジョニングと管理

InfiniBoxアーキテクチャではウェブベースのGUIおよび組み込みコマンドラインインターフェースが簡単に使用でき、ストレージシステムのデプロイメントおよび管理を迅速にかつ容易に行えます。従来のストレージ管理タスクの実行にかかっていた膨大な時間が短縮されます。また、InfiniBoxオープンアーキテクチャとOpenStackやDockerなどのRESTful API、プラットフォームの積極的なサポートがあるため、InfiniBox GUIを使用する必要はなく、アプリケーションレベルでストレージ管理タスクを実行することができます。
また、InfiniBoxはストレージプールとボリュームを特定のユーザーに分離することができる管理システムを提供します。プライベートクラウド環境でアプリケーションを利用しているユーザーが、そのユーザーコミュニティに割り当てられているストレージを参照して管理できるように、マルチテナンシーのための機能を備えています。

非常に低い総所有コスト(TCO)

高性能、高可用性、最も高いデータ密度、使いやすさのすべてで、TCOをおさえられています。これはミッションクリティカルなデータベースをより小さい物理的な設置面積に統合する必要がある環境にとって重要です。

SplunkとInfiniBox

ビッグデータのユースケースの1つは、Splunkクラスタのためのサポートです。現在、Splunkクラスタのデフォルト導入モデルでは、多くの安価なノードからクラスタを構築します。各ノードには、等しい量のコンピューティング、メモリー、および専用ストレージがあります。初めてSplunk環境を立ち上げる場合、最初の設計段階でほとんどの顧客がすべきことは、このノードレベルの設計を実現するための様々なリソースの適切な組み合わせを見つけることです。それから多数のこれらのノードを一緒に配列して、利用頻度の高い分析アプリケーションのための規模の大きなコンピューティング環境を構築します。ほとんどの顧客が直面する問題は、クラスタ内の計算サイクルが短くなるかなり前の段階で、顧客がストレージを使い果たしてしまうことです。
専用ストレージを使用する顧客が利用可能な唯一の選択肢は、クラスタに継続的により多くのノードを追加することです。これは、(必要とされないかもしれませんが)より多くの計算処理能力も追加する場合を除き、多くの場合この専用ストレージモデルが機能しない場合には良い方法です。ノードごとの専用ハードドライブの代わりにInfiniBoxブロックベースのSANストレージを採用することで、各ノードが提供できるストレージの量に制限されなくなります。LUNを動的に追加したり、クラスタごとにLUNごとに空き容量を増やしたりすることができます。必要になる前に計算処理能力を追加する必要はありません。
Splunkではデータがセブンナイン(99.99999%)の可用性で完全に保護されるため、データの冗長性を低減することができます。

おわりに

InfiniBoxは、ビッグデータアプリケーションで高性能,大容量を実現します。InfiniBoxを導入することにより、ビッグデータ分析プロジェクトを進める場合、コスト削減、継続的かつ大規模な容量スケーリング、シンプルかつ効果的な管理といったビジネス目標を達成することができます。また、処理性能や品質に対する信頼性を損なうことはありません。これらすべてにより、効果的かつ効率的にオールフラッシュの高性能なストレージシステムより低価格でビッグデータアプリケーションを利用することが可能になります。
日商エレクトロニクスはIoTの進化にともなうデータの肥大化、それに対するビッグデータ分析/解析のニーズが増々高まる中、多くの企業のデータ活用にInfiniBoxが最適なストレージソリューションとして広く普及するようソリューションセミナーやPoC検証を積極的に実施していきます。





総合的なデータセキュリティ対策の必要性

はじめに

企業によるデータセキュリティへの取り組みは企業責務となっています。法令順守のみならず、データの保護、外部攻撃者だけでなく従業員の内部脅威を最小限に抑える責任が顧客および株主に対して求められ、データセキュリティの責任は企業に対し、より一層重く課せられています。
一方でデータがビジネス上の優位性を獲得するための要因であり、データ駆動型社会の推進によって更にデータ活用がビジネス上の要点になり、ストレージにおいては容量・処理スピードアップ、そのうえで顧客にとっての重要な機密情報であるデータを守るセキュリティが求められる、ということになります。
ここでは、企業でみられるデータセキュリティとその弱点を、具体的にはオールフラッシュストレージアレイ(以下AFA)とビジネスシーンに分けて説明し、最後にデータセキュリティの要件を満たしながらビジネスを推進する手段を紹介します。


企業でみられるデータセキュリティとその弱点

ハッカーからのデータ保護を考える際に、留意すべき2つの用語があります。
「ソフトウェア環境における攻撃可能面(アタックサーフェス)は、不正なユーザー(「攻撃者」)がデータを環境(攻撃対象)に入力、またはデータを取り出し可能な様々な箇所(「アタックベクター」 (侵入に使用される経路や方法)の集合です。攻撃対象となりえる箇所を最小限にしておくことは、基本的なセキュリティ対策です。(ウィキペディア)

ストレージアレイでは性能ペナルティなしで即座に暗号化が可能なので、ストレージ側でのセキュリティ対策は最も容易な方法とも言えます。しかしながら、ストレージレベルの暗号化は、アタックサーフェスを減らすために役立つでしょうか。
何もしないよりは少しは役立ちますが、他のすべてのレイヤは暗号化されていない状態であり、そのデータは保護されていないネットワーク間で配信されます。それでは、どこでデータを暗号化すべきか?
このように考えると、個人データ/機密データの暗号化レベルが高いほど、より多くのレイヤで保護された状態になります。
例)
アプリケーション、アプリケーションOS、データベース、VM暗号化、ファブリック(移動するデータ)、ストレージシステム、バックアップ・・・・。

貴重なデータを出し入れするストレージシステムについても攻撃対象であることの高い意識をもったデータ保護を考えるべきですが、実はAFAはこの点に関して妨げになっている点があります。
ほぼすべてのAFAではディスクレベルの暗号化を提供しています。しかしこれは暗号化が可能な唯一のレベルです。また、データはどこでも暗号化されますが、AFAでデータ削減ができないと、AFA全体のコスト管理が難しくなります。AFAを顧客が支払い可能な最低ラインまで下げるには、データ削減(1:3から1:6の比率で)するしか方法がありません。すなわち、本番環境のインフラストラクチャーの基盤にAFAを選択する顧客は、データプライバシーに関わる全ての規制(GDPR、SB−1386、HIPAA、PCI−DSS、NY−DFS等)で必要となるエンドツーエンド暗号化ポリシーを実際には導入しようとしないということになり得ます。

また、ビジネスシーンにおいては以下のようなシーンでデータセキュリティが妨げられています。

○暗号化ができない、もはやサポートされていない10年使用されたアプリケーション
○メンテナンスを受けるのに1年かかるビジネスクリティカルアプリ
○暗号化に時間をかけようとしないアプリケーションオーナー

重要な局面でデータセキュリティの強化を犠牲にすることがしばしば見られます。多くの顧客は、このような環境でより低いレベルのスタック(DB/VM/OS)で暗号化を終えている企業も見られます。


データ駆動型社会に求められるデータセキュリティ

では、どのような対策を取る必要があるでしょうか。具体的には高いスタックのセキュリティ対策を講じることです。

配分 / 性能

セルフ暗号化ドライブ(SED)を除いて、性能にはかなりのCPUパワーが必要です。ITスタックには、必ずストレージアレイよりも多くのホストがあり、データ暗号化タスクをスタックの上位に移動させます。これは、個々のデバイスのワークロードを削減し、性能を最適に配分しながら、ワークロードをより広く配分するということも意味します。

セキュリティレベル

暗号化するスタックレベルが高いほど、セキュリティはより強化されます。 アプリケーションは、データのコンテキスト/意味を「認識」するので、個人を特定できる情報(PII)だけを暗号化することができます。これは、より低いオーバーヘッドにもつながります。下位レベルでは、データベース管理者(DBA)は暗号化された表領域と暗号化されていない表領域を提供し、適切なデータを適切な場所に置くことができます。この場合セキュリティは弱くなりますが、VMまたはLUN全体を暗号化するよりももっと有効な方法です。

クラウド対応

データが常に同じレベルで保護され、ネットワーク(WAN)上で保護状態を維持する必要がある場合、どのようなクラウド移行の場合でも前提として暗号化をスタック上に移動する必要があります。ソース(オンプレミス)ですでに暗号化されているデータは、クラウドにバーストまたは移行する際に、追加のセキュリティ対策は必要ありません。そのため、アプリケーションが特定のクラウドプロバイダーのセキュリティメカニズムに縛られていないので、マルチクラウド戦略と同様にハイブリッドクラウド戦略が可能になります。

統合の容易さ

OS/DB/ハイパーバイザーレベルで暗号化を統合することには利点があり、各フレーバはごくわずかですが、この環境には多くのアプリケーションが存在します。運用の観点から考えると、複雑さを低減することができます。


データセキュリティと処理性能の両立のための提案

日商エレクトロニクスは企業が直面するデータセキュリティへの取り組みとして、InfiniBox®エンタープライズストレージアレイのご使用を強く推奨致します。
上記記載の利点を包括しつつ、多様なアプリケーションワークロードのためのAFAよりも速い性能、高可用性を提供しており、数ペタバイト規模での処理が可能です。
ゼロインパクトのスナップショットおよびアクティブ/アクティブレプリケーションは、ビジネスにおける俊敏性を劇的に改善し、一方、保存データの暗号化により、ほとんどの本番環境において、廃止済みアレイを安全に消去する必要性がなくなります。InfiniBoxでは、企業のIT組織やクラウドサービスプロバイダーは、目標を上回るサービスを提供することができ、一方で、ペタバイト規模のストレージ運用の費用と複雑さの低減にも貢献します。





日商エレの価値

日商エレクトロニクスは最先端のICTを実装する高い技術力と長年蓄積したナレッジでエンタープライズからサービスプロバイダーまで幅広い分野でお客様の信頼に応えてきました。その知見をINFINIDAT製品をご利用のお客様にもご提供いたします。


独自の検証センターを保有

技術力を結集した活動拠点であるNETFC(Net Frontier Center)内に、Infinidat社のストレージシステム、InfiniBoxの実機を設置し、サポート体制を整えました。
認定資格エンジニアがお客様のご要望に合わせ性能検証やデモンストレーションを実施致します。





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