Citrix ShareFile
利便性とセキュリティを両立する
企業向けオンラインストレージ

Citrix ShareFileは、あらゆるデバイス上で企業内の重要なデータをセキュアに同期・編集、保存することができるソリューションです。さらに、利用者は社内外の人々ともセキュアにデータを共有することが可能です。また、Citrix Virtual AppsおよびCitrix Vitrual Desktops、Citrix XenMobileと組み合わせて利用することで、他のソリューションでは実現することのできないユーザーエクスペリエンスと高レベルのセキュリティを享受することも可能となります。

企業内データにおける利便性とセキュリティ要件の新常識

企業内データの保存、共有の方法として、多くの企業においてオンラインストレージを採用し始めております。しかし、オンラインストレージにより利用者の利便性は向上しているものの、データセキュリティ要件を別途検討する必要があるなど管理者としては新しい課題を抱えております。Citrix ShareFileはオンラインストレージによる利便性を提供するだけではなく、Citrix ShareFileとCitrix Virtual AppsおよびCitrix Vitrual Desktops、Citrix XenMobileと組み合わせて利用することで、より強固なセキュリティレベルを同時に実現することが可能です。

様々なデバイスを活用したデータ生成と編集の例
Citrix Virtual AppsやCitrix Virtual Desktops、Citrix XenMobileと組み合わせた使用例

Citrix ShareFileの特徴

元々クラウドサービスとして提供されていたCitrix ShareFileは、現在ではオンプレミス環境で利用できるライセンス体系となりました。これにより、GartnerによりEnterprise File Synchronization and Sharing Magic Quadrant Reportにおけるリーダーとして認定されている最先端のオンラインストレージを多くの企業のオンプレミス環境にて利用頂くことが可能です。

利便性の高い効率的なファイル共有

様々なデバイスで利用可能

モバイルデバイスの普及、クライアント仮想化の導入加速により、業務において使用するデバイスが多様化していますが、Citrix ShareFileもあらゆるデバイス上で利用可能です。そのため、あらゆる企業の従業員に対し、いつでも、どこでも、あらゆるデバイスから企業内データにアクセスする環境を提供することが可能となります。

あらゆるデバイスから企業内データにアクセス可能
右クリックの1操作でダウンロードリンク取得
Office文書編集とPDFアノテーション

社内の既存ファイルサーバーやSharePointと連携可能

Citrix ShareFileが提供するStorageZone Connectors機能を利用すると、データストア先を指定できるようになり、企業のIT部門が管理する既存のファイルサーバーやSharePointとに加え、Office365ともシームレスな連携が可能となります。

StorageZone Connectorsの概要

痒いところに手が届くセキュリティ機能

Citrix ShareFileは利用者の利便性を向上させるだけではなく、安全、安心にデータの共有、保存ができるようセキュリティにも考慮されたソリューションとなっており、きめ細やかなセキュリティ設定を利用者側で設定できるほか、管理者側でアクセスログを取得する機能も提供しております。

閲覧機能利用によるファイルセキュリティ
アクセスログ参照によるファイルセキュリティ

モバイルワークスペースにおける重要基盤の1つ

Citrix Virtual AppsおよびCitrix Virtual Desktopsとシームレスな接続

企業のIT管理者にとって利用者の利便性要求に応えること以上に、データセキュリティ対策が最優先課題になるのが一般的です。Citrix ShareFileだけでは対応することのできないセキュリティ要件については、Citrix Virtual AppsおよびCitrix Virtual Desktops上で Citrix ShareFileを利用させることで対応することができ、利用者側の利便性要求にも応えることが可能なモバイルワークスペース環境を構築できます。

Citrix XenMobileとしてのShareFile利用

利用者からの利便性要求がモバイルデバイス中心となる場合、利便性を考慮するとCitrix Virtual AppsおよびCitrix Virtual Desktopsではなく、Citrix XenMobileにて提供されるShareFile機能を利用することで、MAM(Mobile Application Manager)機能の管理下でShareFileを利用することが可能です。これにより、利用者はセキュアコンテナ内で企業データを扱うことが可能となり、モバイルデバイスを万一紛失した場合にもデータを紛失するリスクを大きく軽減することが可能となります。

Citrix ShareFileのエディションマトリクス

日本国内ではCitrix ShareFileは1つのエディションで提供されており、機能マトリクスは以下の通りとなります。(※2016年3月29日時点)

主な機能

Citrix ShareFileワークスペース
組織内外のユーザーとのファイル共有 組織の内外を問わずファイルを共有可能です
ファイル容量 ファイルサイズの上限は100G
ブランディングのカスタマインが可能 組織のロゴを入れたり、Web画面の色を変更可能です
データの同期
Desktop Sync Windowsのエクスプローラー、Mac OSのFinderとの統合
ファイルの同期 PC、Mac、スマートフォン、タブレットなど様々なデバイスでファイルを同期し利用可能です
Microsoft Outlook Plug-in
添付ファイルのサイズ制限 添付するファイルの容量が閾値を超えると自動的にCitrix ShareFileにアップロード。ファイルのアップロード要求も可能
データのコントロール 送信するファイルのアクセス制限、有効期間を設定可能
StorageZones
Citrix管理のStorageZones 世界中に複数存在するCitrix管理のクラウドストレージの場所を指定可能
お客様指定のStorageZones お客様のデーターセンターまたはWindows Azureのストレージサービスを使用可能
StorageZone Connetctors
ネットワークドライブとSharePointへのアクセス モバイルデバイスから組織内で利用されているネットワークドライブやSharePointサーバーにアクセス可能
ディレクトリサービスとの統合
Active Directoryサポート Active Directoryの情報を利用可能
SAML2.0サポート SAMLによるID連携をサポート
Citrix XenMobileとの統合 Citrix XenMobile App Controllerによるユーザーアカウント一元管理が可能
レポーティングと監査
エンドユーザーとIT管理者 ユーザーによる自身のワークスペースの利用履歴、IT部門は全てのユーザーの利用状況を管理でき、レポート作成が可能
モバイルデバイスセキュリティ
リモートワイプ Citrix ShareFile単体でリモートワイプおよびロックが可能
ポイズンビル モバイルデバイスから一定期間アクセスがない場合、ダウンロードされたデータをデバイス上から自動的に消去
デバイスの改変を検出 ジェイルブレイクあるいはルート化されたデバイス上での利用を禁止
データのセキュリテイ
暗号化とウイルスチェック Citrix管理のStorageZonesでは、全てのデータは暗号化して保存。データのアップロード時および定期的にウイルスチェックを実施。
モバイルデバイス上での暗号化 モバイルデバイス上にダウンロードされたデータは暗号化
モバイルアクセス
多様なモバイルデバイスをサポート iPhoneおよびiPad、Androidのスマートフォンやタブレットなど多様なモバイルデバイスで利用可能
モバイルコンテンツエディタ モバイルデバイス上のShareFileアプリからMicrosoft Officeファイルを直接編集可能。フリーハンドでPDFの注釈を追加可能
オフラインアクセス モバイルデバイス上にデータをダウンロードし、オフラインでも利用可能