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イベントレポート クラウド&データセンターカンファレンス 2017 Summer協賛講演

2017年6月20日

イベントレポート クラウド&データセンターカンファレンス 2017 Summer協賛講演

「縁の下のIT基盤」から「競争優位獲得基盤」へ
――デジタル経営時代の DC/クラウド、着眼点と注目技術

当社は、2017年6月20日に神保町で開催されました「クラウド&データセンターカンファレンス 2017 Summer」に協賛講演いたしました。多くのクラウド事業者やISPの皆さまが参加され、最先端のデータセンターのあり方や、セキュリティ対策の重要性などの講演が行われました。今回、Arbor Networks社との共催では初めて協賛させていただきました。

イベントの状況

本イベントには、定員150名のセミナーにも関わらず、300名近くの申し込みがあり、盛況な様子でした。
3つの基調講演、4つのベンダーセッションが披露されました。

他の講演者の内容

~デジタルトランスフォーメーション時代のユーザー、データセンター事業者のあり方~
その中でも、ユーザーの視点で、旧来の"管理"を主眼とした情報システムから、"サービスによるリソースの提供"への進化をグローバルでやり遂げた事例のプレゼンテーションが印象的でした。仮想化によるプラットフォームの統一により、大幅なコスト削減につなげた事例です。今後の取り組みとして、クラウドの活用によるさらなる攻めのIT投資を計画されており、あらゆる企業にとって参考となる事例でした。
また、急激な変化を遂げているクラウド業界に関するプレゼンテーションも興味深かったです。パブリッククラウドを提供するトップベンダーを中心に、近い将来、市場が寡占状態になります。トップベンダー以外がどう立ち振る舞うべきか、参考となるヒントがたくさん詰め込まれたプレゼンテーションでした。例えば、デジタルトランスフォーメーションが進み、データの重要性の再認識が進む中、Big DataやAIに関連したデータの管理や、分析サービスが注目を集めています。サービスがたくさん生まれた結果、クラウドサービス自体も多様化が進み、複雑化していきます。それらを取りまとめるクラウド中継サービスや、デジタルインテグレータービジネスが今後、伸びていくだろうという内容でした。
clouddcconference_2017

日商エレ 講演内容

当社でスピーカーを務めたのは、ネットワーク&セキュリティ事業本部 アクセスネットワーク&セキュリティ事業部 Arbor製品プロダクトマネジャーの門馬氏。「DDoS攻撃対策最前線~現場で何が起こっているのか?~」と題して、以下の内容にて講演を実施しました。

門馬氏の思いは、「DDoS攻撃対策をやりたいけどなかなか上層部の理解が得られないことにお悩みの運用担当者様にヒントになる情報をお伝えしたい」といったものでした。
clouddcconference_2017

講演は以下の内容で行われました。

● DDoS攻撃対策と聞くと「DDoS攻撃対策は優先順位が低い」「費用対効果が得られない」と聞くが、間違い。    
 - 重要度が高いと思われている標的型攻撃と一緒に来る     
 - 攻撃を受けていいサイトなんてない。     
 - 「損害を最小限にするための投資」という視点が必要。

● Arbor Networks社のセキュリティレポートご紹介。    
 - 579Gbpsの攻撃が「Mirai」を使って行われた!     
 - 攻撃を受けていいサイトなんてない。     
 - キャリア・ISPは、専用装置で対策することが当たり前になっている。また、DC事業者も急速に専用装置を導入している。

● クラウド型のDDoS攻撃対策サービスに関してメリットデメリットを理解       
 - 攻撃者は、防御をかいくぐるために小さいパケットを送る攻撃を多用       
 - クラウドサービス型のDDoS攻撃対策は、大きな攻撃に対して効果はあるが、
  「対応までに時間がかかる」「保護対象を細かく指定出来ない」「遅延がある」などの
  デメリットが存在することを理解して利用する必要がある。


講演資料はこちらからダウンロードください。

懇親会の様子

ひととおりのセッションが終了後、協賛会社を中心に懇親会が開催されました。

今回、イベントの参加に協賛を頂きましたARBOR Networks社の平山様および、当社ネットワーク&セキュリティ事業本部アクセスネットワーク&セキュリティ事業部 専門部長の松村氏が壇上でご挨拶。その後、懇親会のご参加の皆さまと、熱い議論と情報交換をさせていただきました。

DDoS攻撃に関して、多くの方が攻撃を受けたことがあり、脅威を感じられている印象でした。また、サービス提供先のお客様から対策のリクエストを受けているといったお声も聞くことができました。
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