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失敗例から学ぶ、企業の無線LAN環境構築における成功のポイント

2018年2月26日

失敗例から学ぶ、企業の無線LAN環境構築における成功のポイント

「運用負荷増大」「拡張しにくい・拡張にはコストがかかる」「トラブル時の対応に時間がかかる」――無線LAN環境を構築したものの、問題を抱えてしまう企業も実は少なくありません。今回は、無線LAN導入を成功させるためにも、そんな失敗例から無線LAN選定ポイントを学んでいきましょう。

1.失敗例から浮き彫りになる「無線LAN選びの課題」

無線LANを導入した企業の中には、導入、運用、拡張時に想定以上に手間やコストがかかり、通常業務に支障が出てしまう場合もあります。なぜ、トラブルが発生してしまうのか、4つの企業・団体のケースを見ていきましょう。

【A社の失敗例】 運用負荷の増大

複数店舗を持つ小売店A社では、デスクにしばられずに業務ができるよう無線LANを環境の導入を進めています。その際、施設の広さと利用客の多さに対応できるように、各店舗に複数台のAPを設置することにしました。

しかし、ユーザーから「無線LANがつながりにくい」「接続が切れやすい」「通信に時間がかかる」などのクレームが出た場合には、管理者はその対応にも追われることになりました。障害原因の特定にはいつも時間がかかり、AP、コントローラー、ネットワークのどこに問題があるのかを特定するのは容易ではなく、いつも復旧するまで予想以上の時間がかかっていました。

運用負荷が増大

【B社の失敗例】 増設コスト・労力の増大

複数の店舗を展開している飲食チェーン店B社では、来店客へのサービスの一環として無線LAN環境を導入しています。B社の事業もまた順調で、経営する新規出店数も増えてきました。

しかし、新規出店の際には、新店舗にAPの設置と設定をしに行かなければいけません。新規出店のたびにシステム担当者が現地に行く必要が生じました。さらに、トラブル発生時にも担当者が現地に行って対応しなければいけないため、担当者の移動コストと工数が大きく増加してしまいました。担当者が現地に行っている間は通常の業務が滞るため、システム部門全体の業務負荷も高まる結果となってしまいました。

新規店舗の無線LAN設定、トラブル対応...

【C教育機関の失敗例】 拡張時のコスト・労力の増大

教育機関C校では、情報科の生徒だけでなく、全ての生徒を対象に授業でタブレットを導入することになりました。それに合わせて、生徒が校内で無線LANを利用できるよう、APを増設しました。

しかし、既存のコントローラーでは管理できるAP数が限られていたため、APを増設するにはコントローラーの入れ替えが必要だということが判明しました。さらにAPのライセンスも追加購入しなければならず、拡張のコストが多額になってしまいました。ゆくゆくは敷地内にある付属校にも無線LANを導入する計画があり、さらなる困難が予想され、担当者は頭を抱えています。

増設・拡張が困難

【D自治体の失敗例】トラブル時のリスクの増大

D自治体では、地域住民や観光客が無線LANを利用できるよう、大規模駅周辺や観光地などに無線LANの導入を進めていました。

しかし、大型連休のある日のこと、無線LANが全てダウンするというトラブルが発生。担当のシステム管理者が駆け付けて確認したところ、APを管理するコントローラーが停止していることが判明しました。すぐにメーカーのサポートに連絡したものの、休日なのでサポート外で原因の切り分けに時間がかかり、復旧はなかなか進まず、結局その日はほぼ一日中無線LANが使用不可になってしまいました。その結果、地域住民や観光客に不便な地域と考えられてしまい、地域のイメージが悪化してしまいました。

全社的なネットワークトラブルに!


これらの失敗例を見ると、従来型の無線LANソリューションには重大なボトルネックが浮かび上がってくることがお分かりになったのではないでしょうか。では、このような失敗を避け、安心して無線LANを導入するにはどうすればいいのでしょうか。次項で考えてみましょう。

2.どうすれば無線LAN導入に失敗しなかったのか?

従来型の無線LANソリューションにおいて、大きなボトルネックとなっているのは、コントローラーを使った運用管理です。コントローラーに関する課題を解決し、一元管理することができれば、上記4つの企業・団体はさらに無線LAN環境を効果的に活用できたはずです。

では、コントローラーを用いずに、一元管理できるような無線LANソリューションはどのようなものがあるのでしょうか。それには、コントローラーを使用しない「第5世代アーキテクチャ」を採用した無線LANソリューションを採用することです。

「第5世代」無線LANソリューション

第5世代無線LANソリューションは、APをつないでクラウド上で設定を行うことで、従来より導入は容易に行なえます。ネットワーク管理者が現地に行って設置や設定をする必要はありません。また、トラブルが発生したときも、クラウド上ですぐに問題を発見し解決することが容易にできるようになります。これにより、導入・運用・拡張のコストや手間を大幅に削減し、万一のトラブルにも強い無線LAN環境を作ることができるようになります。

「第5世代 Wi-Fiソリューション」について詳しくはこちら

3.まとめ

無線LAN環境の導入を「失敗」に終わらせないためにも、上記の4つのケースのような企業・団体はぜひ、コントローラーを使用しない第5世代アーキテクチャを使った無線LAN環境の構築を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、第5世代Wi-Fiソリューションについて、さらに詳しく知りたい方はぜひ、下記の資料をダウンロードしてお読みください。