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クオリカ株式会社様

HP 3PAR導入事例

企業名:クオリカ株式会社様

ITソリューションプロバイダー「クオリカ株式会社(以下、クオリカ)」は、
3PAR InServ(以下、3PAR)によってストレージを統合。提供するホスティングサービスの基盤を仮想化することで、運用コストの削減と信頼性の向上を実現した。3PARを選定した理由と導入の効果について、同社 藤野 哲氏と飯尾 恭平氏にお話を伺った。

ユーザープロフィール

システムを止めない。ホスティングサービス「QRS」を支える3PAR InServ

企業名:クオリカ株式会社様
http://www.qualica.co.jp/
創業:1982年
所在地:東京都江東区
事業内容:ソフトウエア受託開発、ハードウエア製造・販売、システム運用管理、基盤構築サービス、自社パッケージソフト販売

クオリカ株式会社 アウトソーシング事業部 アウトソーシング部
主査 藤野 哲氏(左) / 飯尾 恭平氏(右)


製造業、流通・サービス業をコアとするソリューションプロバイダー「クオリカ」

吹き出しクオリカの事業概要について教えてください。

当社は、コマツソフト株式会社(以下、コマツソフト)として創業以来、情報システムの開発・導入・運用・管理などの
ITソリューションを提供してきました。2000年にはTISグループの傘下に入り、2003年に社名を現在のクオリカへと変更しました。現在はITホールディングスグループの一員として事業を展開しています。

吹き出しクオリカの強みとは。

コマツソフトの前身は、建設機械製造世界No.2のシェアを誇るコマツの情報システム部門です。そのため、製造業に関連するITシステムの開発、運用に精通しています。さらに、1987年からはPOSシステムの取り扱いを開始し、流通・サービス業分野のシステムインテグレーターとしても実績を積み重ねてきました。

また、オリジナルのタッチパネル一体型シンクライアント端末「WebLightシリーズ」も、FA用の端末や外食・店舗のエントリー端末、情報キオスク端末など、幅広い分野で採用いただいています。

クラウドサービス「QRS」を支える3PAR

石川 靖子氏

「クラウドコンピューティングを
実現するための
基盤サービスQRSを
提供しています。」
クオリカ株式会社
藤野 哲氏

吹き出し3PARはどのようなシステムで利用しているのでしょうか。

クオリカのホスティングサービスソリューション「QRS(Qualica Resource Service)」の統合ストレージとして、3PARを利用しています。

吹き出しQRSの概要を教えてください。

QRSは「リソースオンデマンド」というコンセプトのもと実現したアウトソーシングサービスです。
「クラウドコンピューティング」を実現するための基盤といった方がわかりやすいかもしれません。

当社のホスティングサービスは基幹システムなど大規模な基盤環境の一部として採用していただくことも多く、一般的なホスティングより高性能、高品質で広範囲にわたるサービスの提供が不可欠です。そのため、単なるサーバーリソースだけでなく、安定したITサービスを安心してご利用いただけるよう、定期的なバックアップ運用や各種運用サービスをセットで提供しています。サイジング・機器構成・サーバー運用・保守管理といったお客さまの負担を大幅に削減するのはもちろん、余分なリソースや重複するソフトウエア類の購入を省き、最適な投資を行えるよう豊富なオプションを用意しています。


3PARを採用した目的

吹き出しQRSで3PARを採用した目的を教えてください。

QRSのストレージ環境を統合し、仮想化するために3PARを採用しました。

吹き出しなぜ、ストレージを統合する必要があったのでしょうか。

QRSは2004年にサービスの提供を開始し、現在では、大手製造業の社内ホスティングをはじめ300サイト以上のお客さまにご利用いただいています。先ほど申しましたとおり、基幹システムへの採用ニーズに応えられるよう、当時発売されたばかりのブレードサーバーとミッドレンジのストレージの組み合わせをサービス開始時から採用していました。しかし、近年クラウドコンピューティングの需要が高まり、これまで以上に高性能で高品質、そしてリーズナブルなサービスが求められるようになってきました。

当社ではそのようなお客さまの要望に応え、より柔軟にシステムを拡張できるよう、2008年よりシステム環境の刷新に取り組んできました。

その重点ポイントとなったのが、仮想サーバーの採用とストレージの統合によるシステムの仮想化です。

吹き出しシステムを仮想化すると、QRSの利用者にとってどのようなメリットがあるのですか。

本格的な仮想化環境を導入することで、「新たなシステムを導入したい」「ディスクのリソースを拡張したい」といったお客さまの要望に対し、これまで以上にスピーディーかつ柔軟に対応できるようになりました。

しかも、当社データセンターにおける運用・管理の負荷、そして設置スペース、そして消費電力といった機器コストを大幅に削減することが可能となるため、その削減は、高品質なサービスを維持しつつ、サービス料金に反映できます。すなわち、極めてリーズナブルな料金でサービスをご利用いただけるようになります。

シンプルな運用と使用効率向上でストレージ投資を大幅圧縮

シンプルな運用と使用効率向上でストレージ投資を大幅圧縮

3PARを導入した効果

飯尾氏

「お客さまの要望へ、
スピーディーかつ柔軟に
対応できるように
なりました。」
クオリカ株式会社
飯尾 恭平氏

吹き出し3PARを導入したことで、お客さまの要望に対して、どのように対応できるようになったのでしょうか。

物理ディスク容量に制限されることなく、ボリューム容量を仮想的に設定できるシン・プロビジョニングの機能を利用することで、ディスク容量の割り当て作業が簡単になりました。設定画面がとても使いやすく、ディスクの割り当て作業だけであれば、10分程度でできるようになりました。

吹き出し運用管理の負荷は、どのように軽減されたのでしょうか。

以前は、ストレージのメーカーや種類ごとにまとめた7つのSAN(Storage Area Network)で、ストレージを管理していました。そのうちの4つが、1つのストレージシステムに統合されたことで、作業負荷は大幅に削減されました。

一方、これまではそれぞれのSANごとに異なるツールやしくみで管理し、バックアップをしなければならなかったのですが、管理環境が統一されたことで作業効率も向上しました。

しかも3PARは、ディスクの容量やコントローラの増設はもちろん、ファームウエアやドライバのバージョンアップをする際にシステムを止める必要がありません。以前は、このようなストレージのメンテナンスを行う際には、システムを停止する必要があり、お客さまとのスケジュール調整や社内規定による承認作業などに、多くの時間と手間を取られていたのですが、そのような作業も不要となりました。


吹き出し設置スペースは以前と比べてどのくらい減ったのでしょうか。

以前は、ストレージシステムだけでラックが5台ありました。3PARは密度が高いので、利用できるディスクの容量が増加したにも関わらず、1ラックで収まるようになりました。

吹き出し消費電力はどのくらい削減されましたか。

年間で数百万円分の削減効果がありました。以前のシステムではデータセンターの電力設備を増強する計画もあったのですが、システムを刷新したことで、それも不要となりました。また、消費電力の削減によるCO2排出量の削減効果も大きいと考えています。

3PARを選択した理由

吹き出しストレージを選択したときの要件を教えてください。

ストレージを統合することのメリットは、これまでお話ししたとおりです。しかし、統合したことによってストレージにトラブルが発生するとシステム全体が止まってしまうということにもなりかねません。

また、QRSはお客さまの基幹システムをお預かりしますので、24時間365日ノンストップで運用でき、データの消失なども許されない、ミッションクリティカルなシステムです。

そのため、以下の要件をベースに、もっとも信頼性が高い3PARを採用しました。

1. サーバーとの互換性
2. 500台以上のサーバーに接続しても十分なパフォーマンスを確保できること
3. 300TB以上まで増設できる拡張性
4. 初期投資のみならず保守まで含めた総合的なコストパフォーマンス
5. 稼働実績(特に稼働率)

吹き出しなぜ、3PARは他社製品と比べて信頼性が高いと判断したのでしょうか。

3PARは、ストレージがセルフメンテナンスを行い、システムの拡張なども稼働したままできるので、システムを止める必要がありません。

また、稼働率が高いという点や業界最高速クラスのパフォーマンスといった部分については、客観的なデータを提示していただきました。数値で表されるこれらのデータは極めて信憑性があり、この時点で3PAR以外の選択肢は考えられませんでした。

吹き出し実際に導入されて、稼働状況はどうでしょうか。

3PARを使いはじめてから一年以上が経過し、メンテナンスや拡張も数回実施していますが、現時点でストレージを停止したことは一度もありません。

日商エレクトロニクスへの期待

吹き出しどのくらいの容量のストレージを利用しているのですか。

4コントローラの構成で、110TBほどの物理的な容量を管理しています。

吹き出し今後、拡張の予定などありますでしょうか。

ディスクの容量やコントローラはシステムの利用状況を見ながら拡張していく予定です。また、3PAR以外の残りのストレージについても、一年以内にすべて統合してしまう予定です。

また、遠隔地でディスクのバックアップをするなどクラウド基盤として、3PARをITホールディングスグループで共有するといった構想もあります。

3PARの場合は、レプリケーションを行う際も、ストレージシステムのモデルや容量などに制約が少ないので、このようなグループ内の取り組みにも活用しやすいと考えています。

吹き出し日商エレクトロニクスへの期待などあればお聞かせください。

日商エレクトロニクスはストレージに強いベンダーであると以前から認識していました。今回もいただいた提案資料はとてもわかりやすく、TCOにまで踏み込んだコスト削減策を織り込んだ内容に仕上がっており、社内の誰もが効果を納得した上で、採用に踏み切ることができました。

また導入にあたっては、既存ストレージから3PARへのデータの移行をしっかりとサポートしていただき、とても助かりました。

今後も、QRSをはじめ当社システムのサポートをお願いできればと思います。

日商エレクトロニクスへの期待

写真左から
日商エレクトロニクス株式会社 工ンタ-プライズ事業本部 第四営業統括部
担当営業 青山 友和
同社 工ンタ-プライズ事業本部 マーケティング統括部 プロダクトマネージャー 青木 俊
クオリカ株式会社 アウトソーシング事業部 アウトソーシング部 主査 藤野 哲氏
同社 アウトソーシング事業部 アウトソーシング部 飯尾 恭平氏


*取材日 2010年3月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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