日商エレクトロニクス

Innovation Leading Company

株式会社NTTネオメイト様

Liquidware Labs Stratusphere™ UX事例

企業名:株式会社NTTネオメイト様

NTT西日本グループ向け情報通信インフラの構築・運用のノウハウを生かし、ICTソリューションを外販する株式会社NTTネオメイト(以下、NTTネオメイト)は、NTT西日本グループ向けに約3.5万ユーザーという大規模なDaaS基盤を構築した。仮想デスクトップ(VDI)環境のモニタリングツールとして採用されたのは、Liquidware Labs Stratusphere™UX(以下、Stratusphere UX)。大規模DaaS基盤を運用する上では必須といえるVDI環境構築の秘訣とツール選択のポイントについて伺った。

ユーザープロフィール

企業名:株式会社NTTネオメイト
http://www.ntt-neo.com/
設立:2001年10月
所在地:大阪府大阪市
事業概要:NTT西日本の情報流通基幹ネットワークのメンテナンス、オペレーション、自治体、企業等ネットワークの24時間365日メンテナンス、オペレーション、IT環境に関わる企画、開発、販売、カスタマーサポート、ソフトウェアの開発、販売、保守及びコンサルティング、電気通信に関する事業、電気通信、コンピューター等の各種研修の企画、実施 等

株式会社NTTネオメイト
ITビジネス本部 仮想化技術センタ 主査 早川 昌宏 氏(左)
ITビジネス本部 仮想化技術センタ 中井 匡斉 氏(右)
ITビジネス本部 仮想化技術センタ 谷口 広樹 氏(中)

事業概要

「グループ内で蓄積されたITインフラの構築・運用
ノウハウを生かして
積極的に外販を行って
います。」
株式会社NTT ネオメイト
早川 昌宏氏

吹き出しNTTネオメイトの事業についてお聞かせください。

当社はNTT西日本グループが保有する情報流通基幹ネットワークの構築・運用保守を担っています。NTT西日本グループ各社が従来個別に構築・運用していたメールシステムなどの業務用システムを、サーバー仮想化技術を用いて集約し、現在では社内OA網としてNTT西日本グループ全体にサービスを提供しています。これらグループ向け事業で得られたノウハウを基に、情報基盤インフラの構築・運用、仮想サーバーや仮想デスクトップサービス、クラウド型コールセンターや電子入札システム、クラウド型モバイルデバイス管理サービスなど、企業のビジネススタイルを変えるさまざまなBtoB、BtoBtoX向けICTソリューションの外販も積極的に行っています。

仮想デスクトップサービスについて

吹き出し今、注力されているビジネスを教えてください。

情報セキュリティ対策やワークスタイル改革で注目されるVDIサービスをクラウド型で提供するビジネスに注力しています。
NTT西日本グループ内のサーバーをデータセンターに集約した後、情報セキュリティ強化のために、2013年から順次VDI環境の展開を開始しました。現在ではNTT西日本グループで広くVDI環境が導入されています。このVDI環境を提供するDaaS基盤は3.5万ユーザーを収容する国内でも有数の規模で、このような大規模DaaS基盤の構築・運用ノウハウとフレームワークを基にして、外販向けにサービス化したものが「AQStage 仮想デスクトップ」サービスです。


VDI環境運用の課題

「VDIパフォーマンス低下の原因究明に時間がかかって
いました。」
株式会社NTT ネオメイト
中井 匡斉氏

吹き出しVDI環境の運用上起こる課題は何でしょうか?

最大の課題は、仮想デスクトップのレスポンス悪化です。突発的なアプリケーションの動作集中によるリソースの大量消費で引き起こされることがあり、ユーザーの作業効率を著しく下げるため、迅速に原因究明とその対策を講じる必要があります。VDI はハードウエアを複数の仮想マシンで共用して使うため、一部の不適切なアプリケーションの動作によるリソースの圧迫がシステム全体のレスポンスを低下させる可能性があります。
当社のVDI環境でも運用開始後、原因不明のレスポンス悪化がたびたび発生しました。従来の原因究明手順では、レスポンスが悪化しているVDIのユーザーアカウントを借用し、VDI環境にログイン後、タスクマネージャーで原因となるプロセスの分析を行っていました。しかし、この手順では調査開始までにユーザー調整などで数時間を要することがあり、調査開始前にレスポンスが元に戻っていることも多く、再発を待ってから再調査が必要となるなど、原因究明までに数日間かかっていました。そこで迅速に原因調査が可能となるソリューションを探していたところ、日商エレクトロニクスが提供している、VDI環境にインストールすることでリソース利用状態のモニタリングができるというStratusphere UXを知り、テスト導入するに至りました。


Stratusphere UXの採用理由と導入効果

「Stratusphere UXの導入
により問題発生時の原因
究明時間が大幅に短縮
されました。」
株式会社NTT ネオメイト
谷口 広樹氏

吹き出し採用した理由をお聞かせください。

Stratusphere UXをテスト導入して一番優れていると感じたのは、ストレージのリソース消費(IOPS)がアプリケーション単位で把握でき、ログに記録可能なことでした。
これまでのパフォーマンス測定ツールでは、サーバーやストレージ側の負荷状況把握は可能でしたが、仮想マシン内部のリソース利用状況までは把握できなかったため、VDIのレスポンス悪化の原因特定には、多くの時間を費やしていました。テスト導入したStratusphereUXでは、VDI上で動作しているアプリケーション単位で、どのリソースをいつどの程度使用していたかを、見やすいユーザーインター フェースにより、一目で確認することができ、数ステップで問題となっているアプリケーションが特定できたため導入を決定しました。


吹き出しどのような導入効果がありましたか?

パフォーマンス低下が発生後、原因究明前に自然回復した場合、現象の再現待ちなどで究明までに数日間かかることがありました。しかし、VDIのパフォーマンスが細かい項目ごとに時系列で可視化されたことにより、原因究明が10分程度で実施でき、大幅な時間短縮を実現しました。またハードウエアを主な監視対象とする既存の監視システムでは、個々のVDIの状況を検知することができないため、レスポンスの悪化がユーザーからの問い合わせによって初めて発覚することがありました。Stratusphere UX導入によって個々のVDIの状況を把握できるようになり、迅速で能動的な対処が可能となりました。また従来VDIの正常性の確認にはいくつかのステップが必要でしたが、Stratusphere UXでリソース状況の健全性を一目で確認できるようになったことも、効率的なシステム運用に寄与しています。


今後の展開

吹き出しStratusphere UXを今後どう活用されますか?

2014年10月から実施した社内テストでの成果を踏まえて、2015年1月からグループ内DaaS基盤への展開を始めました。StratusphereUXを導入したことで各VDI環境の状況が可視化されたため、運用チームが効率的に対応できるようになりました。
外販サービスの「AQStage 仮想デスクトップ」にも、運用サービスの一環としてStratusphere UXを組み込んだ形でお客さまに提供する予定です。VDI環境において、アプリケーション単位でリソースの利用状況(CPU使用率、メモリー使用量、IOPS、ネットワーク状況など)を可視化することで、付加価値の高いサービスになると考えています。
さらにサイジングの最適化に関しても、社内で得たノウハウを生かしつつ、VDI導入前の既存PC環境のアセスメントができるLiquidware Labs Stratusphere™ FITの導入も視野にいれて、「AQStage 仮想デスクトップ」をより競争力の高いサービスに育てていきます。

日商エレクトロニクスへの期待

吹き出し日商エレクトロニクスに期待することをお聞かせください。

Stratusphere UXは豊富な機能があり、多くの情報をレポート出力することが可能ですが、豊富がゆえに使いこなせていない部分がまだまだあります。そのため、社内SE向けの勉強会の開催やノウハウの提供を継続的にしていただき、より安定したVDI環境の運用に対する支援を期待しています。
「AQStage 仮想デスクトップ」の他にも、スマートデバイスの仮想化である「AQStage 仮想スマートデバイス by remotium」、外出先からメールやスケジュールが確認できる「AQStage セキュアルック」、スマートデバイス統合管理ツールの「AQStage スマートデバイス管理by AirWatch」をすでにリリースしており、これらに続くモバイルによるワークスタイル変革をテーマにした新しいサービスの開発によるラインナップ拡充をしています。このサービス展開でもパートナーシップを組んで協業することができればと考えています。

*取材日 2015年3月
*記載の担当部署は、2015年3月1日時点の組織名です。

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