ベンダーや製品だけでなくパートナーの信頼度が重要
QFX10002を選定したポイントはどこにありますか。
検討した当初は、100Gbps でレイヤー2 接続できる製品は多くはなく、本塾にとって、この導入プロジェクトはチャレンジングなものでした。機器の選定には、製品の安定性はもちろん、メーカーや搭載されたソフトウエア、導入を担当するベンダーなど、総合的な信頼性を重視しました。重要なネットワークインフラですから、まったくの未経験のシステムは、できるだけ避けたいと考えていました。
本塾は、ネットワーク製品のマルチベンダー対応を図っており、一つのベンダーの製品に偏ったシステム構築はしていません。そのためジュニパー製品もいくつか導入しており、すでにJunos OS の運用は経験済みで、優れたOS であることは理解していました。信頼性についても問題はなく、安定稼働が可能なソリューションだと実感していました。QFX10002 は高密度にポートを搭載しており、将来的な拡張性についても十分な余裕を持つことができます。
日商エレの提案は十分に満足できる内容で、製品仕様やコストなどを総合的に考えた結果、最適な製品だと判断し採用に至りました。
導入ベンダーも選定の基準になったのですね。
IT 管理者にとってもっとも重要なことは、導入した製品を安心して運用できることです。そのためには、導入前に私たちの組織や既存のインフラを熟知し、実現したい内容や要望をくみ取っていただいた上で、製品の特性を踏まえた綿密な設計を行ってもらう必要があります。もしも導入作業や運用の最中にトラブルが発生したとしても、迅速かつ的確に問題を解決してくれる導入ベンダーを望みます。
日商エレは、以前から本塾のインフラに関する案件にかかわっており、粘り強い提案や緻密な支援といった面で信頼していました。すでに述べたように、私たちは自発的に最新の技術動向に関する調査や選定を行いますが、さらに細かな情報などを、スピーディーかつ必要な質と量で提供していただける点を信頼しています。
新しい製品の導入には不安もありましたが、日商エレのご提案なら、このプロジェクトを達成できると確信していました。本塾の状況をしっかり理解しており、ジュニパー製品の導入実績やノウハウを多数持っているので他社よりもアウトソースできる部分が多く、今回の導入においても、導入当初にトラブルが発生したものの、担当エンジニアの方には迅速かつ的確に対応いただき、とても安心できました。
100Gbps SINET5によってさらなる学術研究の推進を支援
QFX10002 の運用状況はいかがでしょうか。
現在、SINET5には2台のQFX10002から100Gbpsで接続し、IPv4、IPv6 接続を図っています。現在では、トラブルもなく、安定した塾内外を接続する通信環境を提供できています。将来的なネットワークの拡張にも対応できるようになり、非常に満足しています。
将来的な100Gbps の活用方法やネットワークの拡張などについて教えてください。
「日商エレの粘り強いサービスは、新技術にチャレンジする私たちにとって、力強く感じました」
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)本部
宮本 靖生 氏
今回導入したQFX10002によるSINET5 への100Gbps 接続によって、よりストレスなく研究を行えるネットワークインフラを整備することができました。導入から間もないですが、すでに100Gbpsで塾外の機関と接続している箇所もあります。将来的には広帯域ネットワークを必要とするイベントなどにも活用できることを期待してい
ます。
今後の日商エレに期待することを教えてください。
日商エレのサポートは非常に手厚く的確で、大変満足しています。今後もこの品質を維持してほしいですね。
すでにさまざまな情報を提供いただいていますが、さらに有用な情報をタイムリー提供してほしいと思っています。技術革新や製品発表などに合わせて、プロアクティブに情報を提供してくれると申し分ないですね。
慶應義塾では、今後も先進技術へ積極的に取り組み、ICTによるサービスの向上を考えています。Software-Defined Network(SDN)やSoftware-Defined Storage(SDS)など、さまざまな技術が統合され、実用化さ
れた製品が登場してくると思いますので、日商エレにはより高度な提案とサポート提供を今後も期待しています。
QFX10002製品仕様
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