日商エレクトロニクス

Innovation Leading Company

北銀ソフトウエア株式会社様

Nutanix Brocade導入事例

企業名:北銀ソフトウエア株式会社

北陸銀行向けシステムの構築、運用業務を行っている北銀ソフトウエア。

銀行システムの増加に伴い、開発環境用のハードウエアリソースへの投資に無駄が生じ、運用管理費・運用工数も併せて増加していた。さらに、銀行から次々舞い込む開発要求に応えるために、開発期間の短期化も求められていた。

そこで、Webスケール型ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「Nutanix Xtreme Computing Platform(以下、Nutanix)」を採用し、銀行開発環境向けの仮想化環境と、社内VDI環境の統合仮想化基盤を構築。開発環境用のハードウエアリソース配分の最適化に加えて、運用管理費、運用管理工数の削減を実現した。さらに開発環境準備期間の圧縮を実現し、開発期間の短期化に成功した。

銀行開発環境基盤にNutanixを採用し、ハードウエアリソースの配分を最適化。
開発環境の準備期間は1カ月から1週間になり、開発期間の短期化を実現

ユーザープロフィール

image

団体名:北銀ソフトウエア株式会社
http://www.hokugin-sw.co.jp/

昭和61 年(1986 年)、北陸銀行のシステム部門が分離・独立して発足。北陸銀行向けシステムのみならず、他金融機関向けシステムの外販も行っている。また、金融分野で培った高度で高効率なシステム開発力を軸に、地域自治体、企業など、金融機関以外のシステム開発も数多く手がけている。

開発部 次長 堀 洋人 氏

開発部 サブリーダー 山崎 竜司 氏

もくじ

  1. 銀行システム開発環境の増加
  2. 仮想化基盤導入の背景
  3. 社内システム・銀行開発環境以外の利用へ拡大
  4. より手厚いサポートを期待

銀行システム開発環境の増加

北銀ソフトウエア開発部では、北陸銀行向けシステムの構築、運用業務を行っている。銀行システムは、取り扱う金融商品ごとにシステムが開発され、その金融商品がなくなるまで利用され続ける。リリース後も金融商品の仕様変更のたびにメンテナンスする必要があるため、その開発環境も合わせて維持する必要がある。

「社内では『銀行開発環境』と呼んでいますが、当時は銀行システムごとにその都度開発環境を調達していました。銀行システムの特長として、商品が販売終了になっても満期になるまではシステムは維持しておく必要があるため、長いものでは10年継続して使用しているものもあります。この銀行システムの増加に伴い、『銀行開発環境』も増加し、運用管理には大きな負担がかかっていました。」(堀氏)。

さらに同時期、社内VDI環境の基盤についても課題が発生していた。「社内VDI環境の次期仮想化基盤の検討を始めたころ、それまで使っていたブレードサーバーが販売停止になってしまいました。加えて、スイッチの拡張費用の高さが問題になっており、この機会に根本的に当社全体のインフラを見直し、再構築する方向で進めることになりました。」(山崎氏)

image

開発部 次長 堀 洋人氏

Nutanixで仮想化基盤を統合

そこで、同社はこれまで物理環境で動かしていた銀行開発環境、社内VDI環境、そしてネットワークを仮想化基盤上に構築することにした。

検討の過程では他社のコンバージドインフラも検討したが、初期導入規模の点で同社の求める仕様には合わなかった。「すべての開発環境を仮想化基盤上に持って行くとはいえ、開発環境という特性上、一度に大規模な投資をするわけにはいきませんでした。その点で他社の製品は最小構成でも規模が大き過ぎ、導入をちゅうちょしてしまうものでした。」(堀氏)。

そんな中、vForum 2014でNutanixの存在を知る。「会場の日商エレクトロニクスさんのブースでNutanixをご紹介いただき、これだと思いました。特にNutanixのスケールアウト力、柔軟性の高さに期待し、ご提案をいただくことになりました。」(堀氏)

image

開発部 サブリーダー 山崎 竜司 氏

ポイント1
開発プロジェクト開始時の新規ハードウエアコストを削減。ハードウエアへの投資を最適化

Nutanixの良さは、無駄なハードウエアリソースへの投資が発生しない点だという。今回の「銀行開発環境」の全面刷新では、ハードウエアリソースの利用に柔軟性を持てるしくみを検討していた。「当社の開発には波があって、一度に大量の開発環境が稼働する時期もあれば、そうでない時もあり、その差がかなりあります。これまでは開発が一段落しても、銀行システムの寿命がある限り、他の開発環境としては転用できず、利用頻度が落ちた時は休眠したままの状態でした。さらに、たとえ数カ月で終わってしまう銀行システムであっても、開発環境は調達しなくてはならず、ハードウエアが販売終了を迎えるまでほとんど使われないままとなっている場合もありました。」(山崎氏)

「これらをすべてNutanix上の仮想環境にまとめることにより、『必要なときに必要なコンピューターリソースを、必要な人に割り当てる』ということが可能になりました。

さらにNutanixであればスモールスタートができ、本当に必要な分のリソースから始められます。そして、リソースが足りなくなっても、少しずつ段階的に拡張できます。これからはどれだけ銀行システムの寿命が長くても、どんな規模のプロジェクトでも問題ありません。」(堀氏)

ポイント2
銀行開発環境の運用管理費用・運用工数を大幅削減

開発環境にかかる費用・人手の捻出が同社の課題となっていた。「銀行開発環境」は増加の一途をたどっており、管理対象が増加することで運用管理負荷が大きくなっていた。「保守面でもメリットを感じています。機器が集約された分、管理するポイントを減らすことができました。管理ツールもPrismだけで日々の運用に必要なことができます。障害が生じてもPrismを見るだけです。さらにNutanixはシステムの冗長性を保てる点も評価できます。仮に1ノード不具合が生じても別のノードで瞬時に仮想マシンが立ち上がるため、ノンストップに近い環境ができたと言っても過言ではないでしょう。また将来、リソースが足りなくなったらNutanixのノードを無停止で拡張ができ、これまでのような複雑な設定や構築作業がいらないスケールアウトができる点も魅力です。」(山崎氏)。また、Nutanixのみならず、Nutanixへ接続するBrocade VDX 6740スイッチも簡単に無停止でスケールアウトが可能だ。拡張時のサイジングや設計が不要になったことで、拡張時の費用と工数は大幅に削減された。

削減されたのは運用管理工数だけではない。これまで3ラック使っていたサーバーが、Nutanixでは2Uに収まり、スペース費用も大幅に下げられたという。

ポイント3
開発環境の準備にかかる期間が1カ月から1週間に。開発期間の短期化を実現

タイムリーな銀行システム開発が求められる中で、開発環境の準備期間をいかに圧縮するかが課題であった。「開発着手に必要なハードウエア、ソフトウエアのリソースを調達する期間が長かったのです。Nutanixであれば、サーバー、ストレージ、さらにハイパーバイザまで統合されており、さらに導入作業が数日で行えます。開発環境の準備期間を一カ月から一週間以内に短縮できたという実感があります。もうこれまでのように開発環境準備に都度費用や工数をかける必要がなくなりました。Nutanixであれば予測が難しいサイジングや設定を行う必要がなく、開発環境を用意できます。そして、今後は新しいOSにもすぐに対応できるようになったため、運用管理が容易になっただけでなく、開発の機動性が高まりました。」(山崎氏)加えて、スイッチについても日商エレクトロニクスにて相互接続が検証済みであり、設定の手間がほとんどかからないBrocadeスイッチを組み合わせることで、ネットワークにかかる工数も気にする必要がなくなったという。これで今後の開発プロジェクトでは、銀行側のタイムリーな開発要求にも迅速に応えられそうだと語る。

社内システム・銀行開発環境以外の利用へ拡大

Nutanixによる「銀行開発環境」の統合に成功した同社は、今後社内システム・銀行開発環境以外にも対象を広げる見込みだ。「今回、物理サーバーを同一基盤上に統合することで、リソースの配分が可能となりました。これを社内システム・銀行開発環境以外にまで広めていけば、全社的にさらなるリソースの最適化を実現できます。」(堀氏)

より手厚いサポートを期待

「日商エレクトロニクスは、Nutanixに対する知識が深いだけでなく、Nutanixと親和性の高いBrocadeのスイッチまで含めた提案をいただけました。今回製品単体ではなく、インフラ全体を見据えたソリューションとして提案していただけた点も感謝しております。今後は、今回併せて導入したVDI環境モニタリングツールLiquidware Labs Stratusphere UXも活用して、より効率的なITリソース配分を行い、全社のITリソースの最適化を図っていきたいと考えています。」(堀氏)。

日商エレクトロニクスでは、今後もNutanixに伴う仮想化基盤の運用管理サポートや、将来のインフラ全体をふまえた提案まで、幅広く手厚いサポートをしていく。

北銀ソフトウエア様 セッション資料

image

2016年3月2日に開催されたNutanixのセミナーに登壇された北銀ソフトウエア様のセッション資料を特別公開しています。

北銀ソフトウェア様セッション資料を資料請求

関連情報