日商エレクトロニクス

Innovation Leading Company

株式会社みずほコーポレート銀行様

e-COOD導入事例

企業名:みずほコーポレート銀行様

みずほコーポレート銀行様では、多様化する顧客のニーズへの対応や業務効率化・コスト削減など課題解決をするためにWeb型電子帳票システム「e-COOD」を導入・運用を開始されました。

概要

みずほコーポレート銀行様では、多様化する顧客のニーズへの対応や業務効率化・コスト削減など課題解決をするためにWeb型電子帳票システム「e-COOD」を導入・運用を開始されました。

もくじ

背景
  1. 多様化する顧客ニーズに応えるために
効率化を目指し、パートナーとなるソリューションベンダの選定を開始
  1. 日常業務の問題点
  2. 次期システムの検討
  3. 厳格な機能確認のすえ、「e-COOD」に決定
  4. 全国サービス拠点での大規模システムを、6カ月という短期間で構築
  5. 豊富なセキュリティ機能
  6. みずほコーポレート銀行様の環境にあったソリューションの構築
  7. 数ある「e-COOD」の機能を活かし開発期間を最小限に
導入後の効果
  1. 情報管理強化としても効果を発揮
  2. Web型電子帳票システム e-COODの特長

背景

多様化する顧客ニーズに応えるために

サービスの多様化が進む銀行業界。同行では「最先端の金融技術と情報技術を駆使した最高水準のソリューションの提供を通じて、国内外のお客様の財務・事務戦略ニーズに的確にお応えすること」を目指しています。この事業戦略の実現には、全国各支店への迅速な情報提供と効率的な情報活用が求められています。同行では、従来の「配送による大量の紙資料の提供」による還元スピード面、業務面の効率化およびコスト削減を図るべく、日商エレクトロニクスのWeb型電子帳票システム「e-COOD」の導入を決断しました。

効率化を目指し、パートナーとなるソリューションベンダの選定を開始

日常業務の問題点

全国にサービス拠点を持つ同行では、勘定系システムから日々出力される大量の計表の提供手段として、ドキュメント、COM、CD-Rなどを活用してきました。しかし、この方法では拠点に計表が届くまでに時間がかかり、還元のための紙出力・仕分・配送コストが発生していました。また、ドキュメントをもとにした業務遂行では、情報検索に時間がかかり、データ活用の際にも業務負荷となっていました。

次期システムの検討

同行では、これらさまざまな改善を図るべく、電子帳票システムの導入検討を2004年7月より開始しました。電子帳票システムは、日々の業務で使用する勘定系サブシステムであるため、システムの安定性が求められます。そこで、複数の電子帳票ソリューションベンダから慎重に検討・選定が行われました。システム検討・選定は、グループ企業でトータルソリューションを提供する「みずほ情報総研株式会社」がインテグレーターとして担当。システム選定は、次のシステム要件を満たすことがポイントとなりました。

  • システム安定性に優れ、スケーラビリティを備えていること
  • セキュリティ機能が充実し、システム連携に優れていること
  • システムの集中管理が可能で、Web対応システムとして端末へのアプリケーションインストールが不要であること

厳格な機能確認のすえ、「e-COOD」に決定

複数社の電子帳票システムを機能評価した結果、「e-COOD」を含む2システムが最終選考に残りました。より具体的な運用イメージでの検討を進めるため、サンプルデータを電子帳票化し、機能確認を行った上で判断することになりました。同行事務部門担当を含め、厳格な機能確認が行われ、統合的に機能評価した結果、「e-COOD」が採用されました。
決定にあたっては、1969年の創業以来、日商エレクトロニクスが手掛けているペーパレスソリューションの実績が集約されていること、多数のお客様からの機能要望が反映されており、豊富なユーザー機能や運用機能を装備していることが決め手となりました。

全国サービス拠点での大規模システムを、6カ月という短期間で構築

同行の全国サービス拠点に整備されたネットワークインフラを介し、約2,500名の行員が利用する大規模電子帳票システム。構築時の最大のポイントは、みずほフィナンシャルグループの方針でもある「安定稼動」でした。この目標を掲げ、2004年10月に設計が開始されました。
設計当初、「計表閲覧におけるアクセスコントロールの実装をどのように実現するか」をポイントとし、現行のホストコンピュータ出力でのしくみを分析し、綿密な設計が行われました。

e-COOD計表表示画面

e-COOD計表表示画面

※本画面はイメージです。日商エレクトロニクスのサンプルデータであり、実在するものではありません。

豊富なセキュリティ機能

「e-COOD」が持つセキュリティ機能の1つ、「検索キーセキュリティ機能」は、ログインしたユーザーIDにより閲覧可能な計表データを自店分のみに制限できます。1つの計表ファイルに含まれている全店分のデータを分割したり、仕分ける必要はありません。この機能を有効利用することにより、計表データ出力プログラムの変更作業および細かなフォルダ作成・設定を行うことなく、アクセスコントロールを可能にしました。また、アクセスコントロールで課題となるのが組織異動です。組織異動のたびに複雑な設定変更を余儀なくされる場合がよく見受けられますが、「e-COOD」の「検索キーセキュリティ機能」では、複雑な設定変更作業は必要ありません。1つの設定ファイルを編集するだけで対応可能であり、アクセスコントロールの柔軟な運用を実現できます。

みずほコーポレート銀行様の環境にあったソリューションの構築

システム構成のポイントは、バックアップサイトを考慮したミラーリング構成にすることでした。それには日々出力されるデータの整合性を、稼動系システムと遠隔地のバックアップ系システムの間で、どのような手法で実現するかがポイントとなります。日商エレクトロニクスでは、業務アプリケーションだけではなく、ネットワーク・サーバインフラ環境を含めたトータルITソリューションを提供しており、このノウハウを活かして、より同行にあったソリューションを組み上げ、日々のデータ更新の整合性を確保したシステム構成を可能にしました。


数ある「e-COOD」の機能を活かし開発期間を最小限に

今回の構築にあたっては、設計フェーズでの業務分析に対し、「e-COOD」の豊富なユーザー機能や運用機能を利用することで、個別開発を最小限に抑えることができました。みずほ情報総研株式会社の緻密なシステム設計、テスト計画に基づいて構築を行い、設計開始から6ヶ月というスケジュールで、品質を確保したシステムでの本番開始を達成。現在にいたるまで安定稼動しています。

導入後の効果

情報管理強化としても効果を発揮

2005年4月には「個人情報保護法」が施行され、金融庁からも金融機関における個人情報保護ガイドラインが公表されるなど、銀行業界が保持する膨大な情報の管理方法が問われています。同行では、Web型電子帳票システムの導入効果として、サーバでのデータ一括管理・閲覧ログ管理や印刷物へのユーザーID印字などのセキュリティ強化により、情報の紛失、盗難、漏洩などの情報管理にかかわるリスクの大幅な軽減も実現しています。

情報管理

※本画面はイメージです。日商エレクトロニクスのサンプルデータであり、実在するものではありません。

荒井 俊彰 様
一言コメント

「日商エレクトロニクスさんには、今後も適切なソリューション、迅速かつ安定感のある対応を期待しています。」

みずほコーポレート銀行
IT・システム統括部プロジェクト推進第一チーム
荒井 俊彰 様

最後に

日商エレクトロニクスは、みずほコーポレート銀行様のさらなる業務効率向上を支援するため、2005年9月下旬、第二フェーズとしてユーザーID管理機能の強化、PDFファイルのクライアント生成プログラム機能(アクロバット・ライター不要)を提供させていただきました。これにより、各支店単位での柔軟なユーザー管理が実現し、ユーザー単位でPDFファイル保存が可能になるなど、従来のペーパ還元に比べ、業務効率の向上に貢献することができました。今後も、当社が培った多くの実績に基づくペーパレスソリューションにより、さらなる業務効率化の実現に向け、協力してまいります。


Web型電子帳票システム e-COODの特長

  • 大規模システムに対応したWeb型電子帳票システムで、大量データの高速検索・保管・管理が可能
  • 多彩なセキュリティ機能を備え、金融機関における個人情報保護対策を実現
  • 充実した検索機能で、エンドユーザーでの計表データの活用における業務効率向上に寄与
  • サーバ一括管理が可能なWebシステムでシステム管理負荷を軽減可能

*取材日 2005年3月
*記載の企業名、担当部署は、取材時のものです。

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