日商エレクトロニクス

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セントラル短資FX株式会社様

Huawei導入事例

企業名:Huawei導入事例

インターネットを活用した「外国為替証拠金取引サービス」を提供するセントラル短資FX株式会社(以下、セントラル短資FX)では、基幹業務の構築にファーウェイのRHシリーズ ラック・サーバー「FusionServer RH1288 V3」を採用した。導入の経緯と狙いについてお話を伺った。

ユーザープロフィール

企業名:セントラル短資FX株式会社
設立:2002年3月
所在地:東京都港区三田三丁目5番27号 三田ツインビル西館14階
資本金:13億1,965万円
従業員数:84名(2015年6月24日現在)
事業概要:金融商品取引業者、外国為替証拠金取引トレードシステムの提供・運営、外国為替の情報配信サービス

セントラル短資FX株式会社
インフラ運営部 次長 清水 純氏(左)
インフラ運営部 システムエキスパート 前田 佳輝氏(右)


3種類のサービスを軸に、質の高いFXサービスを提供する「セントラル短資FX」

セントラル短資FXについてご紹介ください。

セントラル短資FXは、設立以来100余年、インターバンク(資金・為替の銀行間取引)市場で仲介業務を行う最大手として知られる「セントラル短資グループ」の一員として、外国為替証拠金取引業を行っているFX専業会社です。おかげさまで、2015年9月末時点でお客様からの預かり証拠金総額が680億円を超えています。

セントラル短資FXの強みとは、どのようなところでしょうか。

お客様に安心してお取り引きいただけるよう、業界におけるトップクラスの格付けを維持(※1)し、質の高い外国為替投資サービス「Quality FX」の提供に努めています。

さらには、スタンダードなFXサービスを提供する「FXダイレクトプラス」に加えて、インターバンク直結型の取引で低スプレッドを追求した「ウルトラFX」、24時間の自動売買サービスを提供するシステムトレード口座「セントラルミラートレーダー」といった、サービスラインナップの充実などが強みとなって、顧客層や取引数量の拡大に結びついていると考えています。

(※1): 株式会社日本格付研究所による「企業の包括的な債務返済能力」を表す長期発行体格付けにおいて、FX専業として9年連続業界最上位の評価を取得。

基幹システムの刷新にあたり、ファーウェイのサーバーを採用

今回、ファーウェイのサーバーによって構築したシステムについて教えてください。

社内のトレーダー向けに、マーケットやカウンターパーティー(取引相手の金融機関)などからの為替レートを配信する「レート配信システム」のサーバーインフラ刷新にあたり、ファーウェイのサーバーを採用しました。

導入したサーバーの主な仕様は次の通りです。

  • 機種名: FusionServer RH1288 V3
  • CPU: Intel Xeon E5-2660 v3 x 2
  • メモリ: 64GB
  • ディスク: 400GB SSD x 2
  • OS: Oracle Linux 6

「レート配信システム」により為替レートが表示されている様子

「レート配信システム」のサーバーインフラを刷新した理由を教えてください。

配信する情報量が増え、旧サーバー環境ではパフォーマンスや安定性などの性能要件を十分に満たせなくなりつつありました。レート急変時の配信データの増加により配信が不安定化するのを回避するためにも、サーバーインフラを強化することにしました。

コストパフォーマンスが高く、故障率の低いサーバーであることを評価

ファーウェイのサーバーを選定するに至った経緯を教えてください。

当社では現在、約300台の物理サーバーを導入・運用していますが、そのほとんどが特定のメーカーのサーバー製品です。今回のように、サーバーの入れ替えや増強などを頻繁に行うため、都度、複数メーカーの製品を比較検討するのは手間も時間もかかりますし、保守運用を効率化する上でサーバーメーカーを統一するメリットも少なくないからです。

一方、メーカーによってサーバーの仕様に大きな差異がなくなってきているので、コストパフォーマンスの高いサーバー製品を採用していきたいという考えも持っていました。

実は、1年前にも日商エレクトロニクスからファーウェイのサーバー製品の紹介を受けたことはあったのですが、当時はタイミングが合わず検討するまでには至りませんでした。

今回、再度日商エレクトロニクスに紹介され、「国内における導入実績が増加」していることに加え、「故障率が低い」という説明を受け、ファーウェイ製品に興味を引かれました。

製品自体のコストパフォーマンスも重要ですが、故障率が低いということは運用負荷とコストが軽減され、システムトラブルのリスクも低減できるからです。日商エレクトロニクスからの説明によれば、 設計・製造段階はもちろん、出荷時の品質管理も徹底されており、故障率が少ない一因となっているということでした。

ファーウェイ社における製品品質管理への取組例

  • O14001(環境)、ANSI/ESD S20.20(ESD)、ISO10012(計測)、ISO/IEC 17025(信頼性)の認証を取得。
  • サプライチェーンマネジメント(SCM)システムにおいて、材料の入荷から最終商品の配送まで完全な品質管理体制を確立。
  • 2002年から6Sigmaを導入し、20名のブラックベルト、140名のグリーンベルトの保持者が在籍。
  • 工場出荷前にハードウエア検査(14項目)、負荷試験(12項目)、負荷試験後ハードウエア検査(12項目)を実施。

一方、導入にあたっては中国メーカーの製品というだけで不安視する声もありましたが、有名なメーカーでも故障は発生しますし、製造は中国で行っているものが多いのでそれほど気にしませんでした。コストパフォーマンスに優れ、品質の高いサーバーが入手できるのであれば、競争力の向上にもつながりますので、検討する価値があると判断しました。

そこで、ちょうどリプレースを計画していた「レート配信システム」のサーバーインフラとしてファーウェイのサーバーを検討することにしました。

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「ファーウェイのサーバーには導入を検討する価値があります。」
セントラル短資FX株式会社
清水 純氏

実機の検証に加え、メーカーのサポート体制なども要件に導入を検討

ファーウェイ以外のメーカーの製品も比較検討したのでしょうか。

いいえ、もともと導入していたサーバーが安価で特に不満があったわけではなかったため他のメーカーの製品は検討していません。検証の結果、ファーウェイの製品が性能要件を満たしていなければ、これまで導入してきたメーカーの製品を導入するつもりでした。

導入を検討する際に検証した要件を教えてください。

通常時も新しい製品を導入する際は簡易テストを行っていますが、今回は初めて導入するメーカーの製品なので、検証用に用意してもらった実機の検証に加えて、メーカーのサポート体制なども要件項目として確認しました。詳細は次の通りです。

【要件1】対障害性

意図的な高負荷をかけたストレステスト、物理障害発生時の挙動確認を行いました。

【要件2】パフォーマンス

ベンチマークテストなどによるパフォーマンス測定を行いました。

【要件3】管理インターフェース

サーバーを効率的に管理するためIPMI(Intelligent Platform Management Interface)のサポートも必須要件でした。

【要件4】サポート体制

24時間365日の対応可否はもちろんですが、実際に対障害性テストを通じていくつか問い合わせをさせていだだき、対応内容/レスポンスの確認を行いました。

サーバーとしての完成度が高いことが採用のポイント

ファーウェイのサーバーの導入を決めた理由を教えてください。

せっかく検証機をお借りすることができ、「故障率が低い」とのことでしたので、とことん試させていただきました。結果としてパフォーマンスや対障害性に問題はなく、むしろ性能の高いSSDを選択できたのでパフォーマンスに優れ、これまで検証してきたサーバーの中でも圧倒的に発熱量が少なく、筐体がほとんど熱くならないのにはとても驚きました。

また、発熱量が少ない要因となっているであろうエアフローの設計も含め、サーバーとしての完成度が高いという印象を持ちました。

サポート面でも、ファーウェイのサポート体制や日商エレクトロニクスの対応も満足のいくもので、安心して利用できるという点も導入を決めた理由の一つです。

「レート配信システム」の稼働状況はいかがですか。

稼働を開始して数カ月が経過しましたが、ハードウエアのトラブルは一切なく順調に稼働しています。システムとしてもパフォーマンスが向上したので、配信の不安定化などが発生する心配もなくなりました。

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「検証時、筐体が熱くならない点も大きな評価ポイントとなりました。」
セントラル短資FX株式会社
前田 佳輝氏

ファーウェイ製品への評価と日商エレクトロニクスへの期待

ファーウェイのサーバーに関する評価と今後の方針などがあれば教えてください。

性能とコストパフォーマンスに優れ、信頼性の高いサーバーを導入できたことでとても満足しています。そのため、すでにフロント系のデータベースサーバーのパフォーマンス改善策として、ファーウェイ製品の導入を検討しているところです。

まだ、社内での実績という点では足りない部分もあるかもしれませんが、適材適所で見極めながらファーウェイ製品の採用を進めていくつもりでいます。

日商エレクトロニクスへの評価と期待をお聞かせください。

今回、日商エレクトロニクスの紹介がなければ、ファーウェイ製品を検討することはなかったかもしれません。実績の豊富なベンダーが自信を持って提案してくれたことで、私たちとしても安心して導入検討を進めることができました。

ファーウェイ製品だけに限らず、さまざまなネットワーク製品やソリューション製品を提案してくれるので、とても頼りにしています。今後も、ぜひ新しい製品やソリューションを紹介してもらいたいと思っています。

写真左から  セントラル短資FX株式会社 インフラ運営部 次長 清水 純氏
同社 インフラ運営部 システムエキスパート 前田 佳輝氏
日商エレクトロニクス株式会社
サービスプロバイダ第二営業本部 第二営業部 第二グループ 渡邉 陽司
マーケティング本部 第一マーケティング部 第二グループ 真木 吉人

※取材日 2015年12月

※記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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