日商エレクトロニクス

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アニコム損害保険株式会社様

VMware View導入事例

企業名:アニコム損害保険株式会社様

日本初のペット保険専門損害保険会社「アニコム損害保険株式会社(以下、アニコム損保)」では、VMware Viewを導入することで、セキュアで管理しやすい仮想デスクトップ環境を実現。
導入の経緯と効果についてお話を伺った。

ユーザープロフィール

初めて導入するシンクライアント。機能だけでなく導入実績とサポート体制を考慮して、VMware Viewによる仮想化デスクトップを選択しました。

企業名:アニコム損害保険株式会社様
http://www.anicom-sompo.co.jp/
営業開始日:2008年1月
所在地:東京都新宿区

写真左から
アニコム損害保険株式会社 IT部 システム運用課
係長 福沢 幸生氏
課長 前川 和大氏
夏目 絵里奈氏
主任 深川 智氏


アニコム損保の事業概要

吹き出しアニコム損保の事業概要を紹介してください。

当社は、人の健康保険制度のように、安心できる医療環境を「家族の一員であるどうぶつにも提供していきたい」という願いから、ペット保険専門の保険会社として2008年1月に営業を開始しました。
2010年9月末時点で、保有契約件数は31万件に達し、営業開始以来の保険金の累計支払件数は110万件を突破することができました。

吹き出しペット保険とは、具体的にどのようなものですか。

どうぶつには人間と違って公的な健康保険の制度がありません。そのため、診療費が100%自己負担となり、費用が高額になるケースも見られます。

アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ」をご契約いただければ、「どうぶつ健康保険証」を病院窓口に提示するだけで、契約者さまのご負担分(保険で支払われる金額を除いた診療費など)のみのお支払いとなります。
その後の保険金請求手続きなどが不要になりますので、家族の一員であるどうぶつたちに十分な診療を受けさせてあげたいという、数多くの飼い主さまにご利用いただいております。

アニコム損保における仮想化デスクトップの利用状況

吹き出し貴社における仮想化デスクトップの利用状況について教えてください。

2010年4月より、仮想デスクトップ環境の利用を開始しました。
当社で仮想デスクトップやシンクライアントを導入したのは初めてであり、利用状況の概要は次のとおりです。

VMware ViewのクライアントPC

アニコム損保で利用されている
VMware ViewのクライアントPC

項目
内容
仮想化デスクトップの
利用台数
約50台
利用開始時期
2010年4月
サーバーの設置場所
データセンター
主な
利用アプリケーション
Microsoft Office、Webブラウザー、メール、FileMaker Pro
利用用途
損害保険の運営や契約者のサポートに関するさまざまな業務。一部外出先からの利用もあり。
使用者
主に2010年度に入社した新入社員

セキュリティ向上と効率的な管理を両立するために

福沢氏

「管理するクライアント
PCが増えるので、
効率的に管理する
しくみが必要でした。」
アニコム損害保険
株式会社
福沢 幸生氏

吹き出し仮想化デスクトップを導入した目的を教えてください。

当社では、お客さまへ安心を提供することを第一に、お客さまの信頼に応え続けられる企業となるべく、コンプライアンスの徹底を経営の最重要課題の一つとして位置付けています。
その中でも、情報セキュリティ管理は最優先に取り組むべき事項です。

しかし、本年度40人の新卒新入社員を迎え入れるにあたり、社会経験やコンプライアンスに対する知識が十分でない彼らに対して、情報セキュリティ管理を徹底することは容易なことではありません。

また、一度に管理するクライアントPCが40台以上も増えるので、システムの運用にかかわる担当者の負荷も大きくなってしまいます。そのため、より効率的にクライアントPCを管理するしくみが必要でした。

そこで、新入社員が使用するために導入するクライアントPCをシンクライアントにすれば、セキュリティ向上と効率的な管理が両立できると考え、新入社員が使用するクライアントは原則としてシンクライアントにすることになりました。


VMware Viewを選択した五つの理由

吹き出しシンクライアントを選定したときの要件とVMware Viewを選択した理由を教えてください。

主に、以下の五つの要件を検討してVMware Viewによる仮想化デスクトップの導入を決定しました。

1. 情報漏えいを防ぐデスクトップ環境

クライアントPC内に情報が残らないのは他のシンクライアントや仮想デスクトップ製品も同様ですが、VMware ViewはUSBポートのアクセスもコントロールできるので、USBメモリーなどの外部メディアにデータをコピーできないように設定でき、情報を漏えいさせないデスクトップ環境を確実に実現できると考えました。

前川氏

「安心して導入できる
製品とベンダーを
選びました。」
アニコム損害保険
株式会社
前川 和大氏

2. 集中管理によるTCOの削減

VMware Viewは、管理者コンソールからすべてのデスクトップ環境を一元的にコントロールできるので、管理担当者の負荷を抑えTCOを削減できると考えました。

3. アプリケーションの動作検証

当社で利用している既存のアプリケーションが正常に動作するかどうか、日商エレクトロニクスの「CloudNavigate Center(CNC)」で事前に検証することができたので、安心してVMware Viewを導入することができました。

4. 既存のブレードサーバーを利用

前年度にブレードサーバーを導入したばかりだったので、新規にサーバーリソースを追加することなく構築できるシステムを採用しました。

5. 導入実績とサポート体制

初めてシンクライアントを導入するので、機能だけでなく導入実績やサポート体制も考慮して、導入する製品を選択しました。VMware Viewはすでに数多くの企業で導入されており、日商エレクトロニクスに関しても、仮想化製品やシンクライアント製品の導入実績や経験が豊富なので、安心して導入のサポートをお願いできると判断しました。


VMware Viewに関する導入後の評価

吹き出し導入して半年ほどが経過しましたが、VMware Viewへの評価をお聞かせください。

第一に、仮想デスクトップだからといって、特に使い勝手が悪くなるということはありません。社内で利用しているデスクトップはもちろん、一部、社外から利用しているノートPCも含め順調に稼働しています。

深川氏

「デスクトップ環境を
効率的かつ確実に
管理できます。」
アニコム損害保険
株式会社
深川 智氏

第二に、ユーザー単位はもちろんグループ単位でもテンプレートを割り当てることができるので、導入前に想定していたとおり効率的かつ確実にデスクトップ環境を管理できます。アプリケーションのバージョンアップなどで既存のデスクトップ環境を変更する場合や、トラブルなどで新たな仮想マシンを作成する際にも、迅速に新しい環境を反映できます。

第三に、サーバーやネットワークへ処理が集中するので、導入前はパフォーマンスへの影響を懸念していましたが、今のところサーバーやネットワークへの負荷が原因でパフォーマンスが落ちるということはありません。逆に、デスクトップごとのCPU使用率などを簡単に把握できるようになったので、使用率が高いクライアントPCに対して、ハードウエアや業務内容に異常がないかどうかを素早く確認でき、システム全体のパフォーマンスを容易に管理できるようになりました。

第四にストレージの容量に関して、アプリケーションとデータがOSから分離されているので、デスクトップのイメージデータの保存容量を最小限に抑えることができます。しかもシンプロビジョニングによって、実際に使用している物理的な容量しかディスクを消費せずに済み、ストレージの容量を大幅に節約できます。

以上の点から、VMware Viewの導入にはとても満足しています。


日商エレクトロニクスへの評価と期待

吹き出し日商エレクトロニクス対しての評価をお聞かせください。

日商エレクトロニクスは、クライアントPCだけでなくネットワークやサーバーまでを包括的にとらえ、当社に最適な仮想デスクトップ環境を構築するためにはどうするべきかという提案をしてくれました。またシステムの導入に関しても、迅速かつ柔軟に対応していただき、新入社員が入社する4月1日からシステムを稼働させなければならないという条件を守っていただき、とても感謝しています。

今後もデスクトップやサーバーに限らず、当社のシステムをさまざまな面からサポートしていただくことを期待しています。

日商エレクトロニクスへの評価と期待

写真左から
日商エレクトロニクス株式会社 エンタープライズ事業本部
テクノロジーソリューション統括部 関原 道子
アニコム損害保険株式会社 IT部 システム運用課 主任 深川 智氏
同社 IT部 システム運用課 係長 福沢 幸生氏
同社 IT部 システム運用課長 前川 和大氏
日商エレクトロニクス株式会社 エンタープライズ事業本部
マーケティング統括部 草地 慎太郎


*取材日 2010年9月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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